川崎市川崎区扇島にあるJFEスチール東日本製鉄所の作業現場近くで17日、海中から遺体が見つかりました。
この製鉄所では4月、クレーン設備の解体作業中に大規模な崩落事故が発生し、作業員5人が転落しました。これまでに3人の死亡が確認され、40代の男性作業員1人の行方が分からなくなっていました。
警察は、今回見つかった遺体が行方不明となっている男性作業員である可能性が高いとみて、身元の確認を急いでいます。
事故現場近くの海中で遺体を発見
事故は4月、JFEスチール東日本製鉄所京浜地区の岸壁付近で発生しました。
作業員らが大型クレーン設備の解体作業を進めていたところ、設備の一部が崩れ、5人が海側へ転落しました。
救助された作業員のうち3人の死亡が確認され、1人は負傷。残る40代の男性作業員は海へ転落した可能性があるとして、警察や消防などが捜索を続けていました。
17日、事故現場に近い海中から遺体が発見され、警察が行方不明者との関連を調べています。
大型設備と重機が落下した大規模事故
事故当時は、船から鉄鉱石や石炭などを積み下ろす大型クレーン設備の解体作業が行われていました。
設備に取り付けられていた数百トン規模のおもりや重機も落下したとされ、現場は大規模な崩落状態となりました。
ただし、崩落が始まった詳しい経緯や、設備のどの部分に異常が生じたのかは明らかになっていません。
警察や労働基準監督署などは、設備の解体方法、作業手順、足場や機材の安全管理に問題がなかったか調べています。
身元確認と事故原因の解明へ
発見された遺体が行方不明の男性作業員と確認された場合、この事故による死者は4人となります。
警察は司法解剖や所持品の確認などを進め、身元の特定を急ぐとともに、事故発生時の作業状況を引き続き調べる方針です。
突然の事故で亡くなられた方々に、心よりお悔やみ申し上げます。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項:警察発表、関係機関の公表内容および各社報道をもとに構成しています。17日に発見された遺体の身元は現時点で確定していません。
記事要点
川崎市川崎区扇島のJFEスチール東日本製鉄所では、4月に大型設備の解体作業中、作業員5人が転落する事故が発生しました。これまでに3人の死亡が確認され、40代の男性作業員1人の行方が分からなくなっていましたが、17日、事故現場近くの海中から遺体が見つかりました。警察は行方不明の作業員である可能性が高いとみて身元確認を進めるとともに、設備の崩落原因や作業手順、安全管理に問題がなかったか引き続き調べています。
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