福岡市早良区の19歳の専門学校生が、別れた元交際相手の女性にメッセージを繰り返し送ったとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。
2日間で5回メッセージを送信した疑い
逮捕されたのは、福岡市早良区に住む19歳の専門学校生の男性。
福岡県警早良署によると、男性は6月28日から29日にかけて、元交際相手の19歳女性の携帯電話に「遊びたいです」などのメッセージを計5回送信した疑いが持たれている。
警察は、恋愛感情が満たされなかったことへの恨みを晴らす目的があったとみている。
2人は高校の同級生 5月ごろまで交際
男性と女性は高校時代の同級生で、2026年5月ごろまで交際していたという。
別れた後も男性からメッセージが届いたため、女性は7月18日、警察の電話相談窓口に「別れた後もメッセージが届く」と相談した。
相談を受けた警察が女性のスマートフォンに残された通信記録などを確認し、男性の関与を特定した。
女性が男性について警察へ相談したのは今回が初めてで、それまでにストーカー行為に関する警告や禁止命令は出されていなかった。
男性は「また遊びたいと送った」と容疑認める
警察の取り調べに対し、男性は「また遊びたいなどとメッセージを送った」と話し、容疑を認めているという。
今後の捜査では、女性が連絡を拒否する意思を男性に伝えていたか、メッセージの具体的な内容や送信間隔、別れた後の両者のやり取りなどが確認されるとみられる。
ストーカー規制法では、恋愛感情や、それが満たされなかったことへの怨恨を背景に、拒否されているにもかかわらず連続して連絡する行為などが規制の対象となる場合がある。
「5回だけ」でも逮捕に至る可能性
今回の事件で注目されるのは、送信回数が5回で、期間も2日間だったとされる点だ。
回数だけを見れば多くないように感じる人もいるかもしれない。しかし、相手が連絡を望んでいない状況で繰り返しメッセージを送り、不安や恐怖を与えた場合には、短期間でも捜査や逮捕につながる可能性がある。
別れた相手との復縁や再会を望んでいても、相手が拒否している場合は連絡を続けるべきではない。一方、望まない連絡が繰り返される側は、メッセージを削除せず、画面や送信日時が分かる形で記録を残すことが重要となる。
編集部まとめ
高校時代から交際していた相手との別れを受け入れられず、メッセージを送ったとみられる今回の事件。男性は送信した事実を認めているが、ストーカー規制法違反に当たる具体的な経緯については、今後の捜査で詳しく確認される。
親しい関係にあった相手であっても、別れた後に連絡を続けてよいとは限らない。「また会いたい」という一方の思いが、相手にとっては不安や恐怖になることもある。
拒否の意思が示された時点で連絡をやめること、望まない連絡を受けた側は早い段階で家族や警察へ相談することが、事態の深刻化を防ぐために重要だ。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項:本記事は警察発表および判明している報道内容をもとに構成しています。逮捕された男性については、裁判で有罪が確定するまで無罪と推定されます。
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