東京都練馬区の路上や公園で全裸になり、小学生の女子児童に近づいて裸を見せたとして、警視庁は41歳の会社員の男を公然わいせつの疑いで逮捕した。
男は女子児童が遊んでいた場所へ全裸で近づき、「ごめんなさい」と言って立ち去ったとされる。調べに対して事件当日の記憶は明確ではないとしながらも、「今年に入って外で裸になった記憶は何回かある」「ストレスがたまると裸になってしまうような気がする」などと供述しているという。
男は9年前にも、東京都武蔵野市のデパートで全裸になったとして逮捕、起訴され、執行猶予付きの有罪判決を受けていた。警視庁は今回の詳しい経緯を調べている。
公園や路上で全裸になった疑い
公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、東京都練馬区高野台に住む会社員、藤田栄容疑者(41)。
警視庁によると、藤田容疑者は2026年5月8日午後4時ごろ、練馬区富士見台の公園や周辺の路上で全裸になり、下校途中などの小学生の女子児童に近づいて裸を見せた疑いが持たれている。
女子児童が遊んでいたところへ全裸で近づき、「ごめんなさい」と言った後、その場から立ち去ったという。
子どもが利用する公園や住宅街の路上で起きた事件であり、警視庁が防犯カメラの映像や目撃情報などを基に捜査を進めたとみられる。
「今年に入って何回か裸になった記憶」
藤田容疑者は調べに対し、事件当日の日時や場所については明確に覚えていないとして、容疑を一部否認している。
一方で、「外で裸になった記憶は今年に入って何回かある」と説明。「ストレスがたまると裸になってしまうような気がする」「開放的な気持ちになりたい」などと話しているという。
供述は、今回の逮捕容疑を全面的に認める内容ではない。警視庁は、目撃情報や客観的な証拠を確認し、事件当時の詳しい状況を調べている。
本人が同様の記憶に言及しているものの、別の事件への関与が確認されたわけではなく、現段階で余罪を断定することはできない。
9年前にもデパートで全裸に
藤田容疑者は2017年にも、東京都武蔵野市のデパートで全裸になったとして逮捕、起訴されていた。
この事件では、執行猶予付きの有罪判決を受けたという。
過去にも同種事件で有罪判決を受けていた人物が、再び公然わいせつの疑いで逮捕されたことになる。警視庁は過去の経緯も踏まえ、今回の行為に至った状況を慎重に調べている。
全国で報じられる全裸・露出事件
全裸や下半身の露出を巡る事件は、各地で相次いで報じられている。
高知市では、全裸でコンビニエンスストアに入った男が逮捕されたほか、未明の路上を全裸で歩いていた男が公然わいせつの疑いで逮捕された。
札幌市でも、路上に全裸で寝そべっていた男が現行犯逮捕される事件が報じられている。
ただし、短期間に複数の事件が報道されていることだけで、全国的に公然わいせつ事件が増加していると断定することはできない。増減を判断するには、警察統計による年単位の比較が必要となる。
三重・静岡でも同様の事件
東海地方でも、学校や駐車場など生活圏に近い場所で全裸や露出を巡る事件が起きている。
三重県亀山市では2025年7月、39歳の会社員の男が小学校の敷地内へ侵入し、全裸で走り回ったとして逮捕された。
静岡県三島市では2026年6月、駐車場で下半身を露出したとして、28歳の会社員の男が逮捕された。
愛知県内でも、繁華街や路上などで露出行為や不審者情報が確認されている。
今回の事件は東京都内で起きたものだが、公園、通学路、学校周辺、駐車場といった場所は東海地方にも共通する。子どもや女性が単独で行動する時間帯には、地域全体で警戒を続ける必要がある。
不審者を見かけても近づかない
全裸や露出をしている人物を目撃した場合、注意しようとして近づいたり、追跡したりするのは危険だ。
不審者が興奮状態にある場合や、別の暴力行為に及ぶ可能性も否定できない。まず距離を取り、店、学校、交番、住宅など人のいる安全な場所へ移動することが優先される。
緊急性がある場合は、速やかに110番通報してほしい。
通報時には、無理のない範囲で次の情報を伝えると捜査につながりやすい。
・発生した場所と時間
・人物の性別や年代
・身長や体格、髪形
・着衣がある場合は服装
・徒歩、自転車、車などの移動手段
・逃げた方向
・子どもへの声かけや接触の有無
写真や動画を撮影するために近づく必要はない。安全を確保した上で、覚えている情報を警察へ伝えることが重要だ。
子どもの心理的被害にも配慮を
露出事件は、身体に触れられていなくても、目撃した子どもに恐怖や不安を残すことがある。
事件後に外出を怖がる、公園や通学路を避ける、眠れなくなる、突然事件を思い出して動揺するといった変化が現れる可能性もある。
保護者は「何もされていないから大丈夫」と軽く扱わず、子どもの話を否定せずに聞くことが大切だ。
無理に詳しく思い出させるのではなく、必要に応じて学校、警察、児童相談や心理支援の窓口と連携し、安心できる環境を整える必要がある。
編集部まとめ
東京都練馬区の路上や公園で全裸になり、小学生の女子児童に近づいたとして、41歳の会社員の男が公然わいせつの疑いで逮捕された。
男は女子児童に「ごめんなさい」と言って立ち去ったとされ、調べに対しては「今年に入って外で裸になった記憶は何回かある」「ストレスがたまると裸になってしまうような気がする」などと供述している。
9年前にも同種事件で有罪判決を受けていたが、今回の事件の詳しい経緯や、ほかの事案との関連については捜査中であり、確認されていない段階で断定すべきではない。
三重県や静岡県でも、学校や駐車場で同様の事件が報じられている。東三河を含む愛知県内でも、公園、通学路、学校周辺では、不審者に近づかず、速やかに安全な場所へ逃げて110番通報する対応を共有しておきたい。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項:本記事は警視庁への取材に基づく報道内容および各地で報じられた公然わいせつ事件を基に構成しています。容疑者は今回の容疑を一部否認しており、事件の詳しい経緯は捜査中です。短期間に複数の事件が報じられていますが、公然わいせつ事件が全国的に増加していると断定できる統計的な確認は取れていません。
公園と通学路で起きた事件が残す警戒
今回の事件は、子どもが日常的に利用する公園や住宅街の路上で発生した。容疑者は女子児童に近づき、「ごめんなさい」と言って立ち去ったとされる。身体的な接触が確認されていなくても、子どもに強い恐怖や不安を残す可能性がある。三重県や静岡県でも、学校や駐車場で全裸や露出を巡る事件が報じられており、東三河を含む愛知県内でも、公園、通学路、学校周辺での不審者対策を日常的に共有しておく必要がある。
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