
茨城県下妻市内の公立小学校で今年3月に行われた卒業式に、関係者以外の不審者が侵入し、児童の写真などを無断で撮影・SNSに投稿していたことが、4月17日までに市教育委員会などへの取材で分かった。
関係者によると、不審者は保護者を装って校内に入り込み、卒業生らの集合写真や、会場内に掲示されていた書道作品などを撮影。書道作品には複数の児童の氏名が記されていたという。
さらに、不審者はこれらの写真をインスタグラムに投稿。「近所の学校まで盗撮に行ってきました。知っている顔を写してきました」などとする文章を添えて公開していた。投稿は学習塾を名乗るアカウントから発信され、誰でも閲覧可能な状態となっており、約100件の「いいね」が付いていた。
市教育委員会には4月上旬に情報提供が寄せられ、学校側が投稿者に対し削除を要請。その後、数日以内に該当の投稿は削除されたという。
同校では卒業式に際し、保護者に対して児童の顔が判別できる写真をSNSに投稿しないよう事前に注意喚起していた。しかし、今回のように外部の人物が侵入し撮影・拡散する事態は想定外だったとみられる。
市教育委員会はすでに警察へ相談しており、茨城県警下妻署が事実関係の確認を進めている。

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