愛知県犬山市立の中学校に勤務する教員の男が、16歳の少女を保護者に無断で車に乗せ、滋賀県の琵琶湖周辺や自身の自宅へ連れ出したとして、未成年者誘拐の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、愛知県扶桑町に住む犬山市立中学校の教員、塩野的容疑者(30)。
警察によると、塩野容疑者は2026年6月13日から翌14日正午すぎにかけ、少女が未成年であることを知りながら、保護者の承諾を得ずに自身の車へ乗せ、滋賀県の琵琶湖周辺や扶桑町の自宅へ連れ出した疑いが持たれている。
少女は塩野容疑者の元教え子
少女は16歳で、過去に塩野容疑者が勤務する中学校に在籍していた元教え子だった。
警察には学校関係者から、教員が少女を連れ出したとの趣旨の連絡が寄せられたと報じられている。一方、犬山市教育委員会への報告については、塩野容疑者自身が少女と一緒に出かけた経緯を説明していたとの報道もある。
捜査機関は、少女が車に乗るまでの経緯や、塩野容疑者との連絡内容、保護者に無断で連れ出した目的などを詳しく調べている。
「合っています」と容疑認める
警察の調べに対し、塩野容疑者は「合っています」などと供述し、容疑を認めているという。
未成年者誘拐容疑では、未成年者本人が同行に応じていた場合でも、年齢や保護者の監護権、誘い出した経緯などを踏まえて捜査が行われる。
今回、少女がどのような説明を受けて車に乗ったのか、塩野容疑者が元教員としての立場や信頼関係を利用した可能性があるのかについて、警察が慎重に確認しているとみられる。
教員と元生徒という関係
塩野容疑者と少女は、過去に教員と生徒の関係にあった。
学校を離れた後であっても、教員と元生徒の間には、年齢や経験、立場による大きな差が残る場合がある。特に未成年者との私的な接触については、保護者への説明や学校・教育委員会の服務規律を含め、厳格な対応が求められる。
犬山市教育委員会は、教員が逮捕されたことについて謝罪し、再発防止に取り組むとしている。
今後は刑事捜査と並行して、勤務状況や少女との連絡履歴、校内での接触、学校側が事案を把握した経緯などについても確認が進められるとみられる。
警察が動機や経緯を捜査
少女が連れ出された期間や、琵琶湖周辺と塩野容疑者の自宅でどのように過ごしていたのかなど、事件の詳しい経緯は明らかになっていない。
警察は少女のプライバシーと安全に配慮しながら、動機や連れ出しに至った経緯、ほかに同様の事案がなかったかを調べている。
逮捕は捜査段階であり、塩野容疑者の刑事責任は今後の捜査や司法手続きによって判断される。
編集部まとめ
16歳の少女を保護者に無断で連れ出したとして、元教員だった中学校教員が未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。警察は、教員と元生徒という関係性を含め、連れ出した目的や少女との連絡内容を詳しく調べています。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項:この記事は2026年7月28日までに公表された警察発表、教育委員会の説明および報道内容を基に構成しています。逮捕容疑は捜査段階であり、今後の捜査によって事実関係や適用される法的評価が変わる可能性があります。被害関係者である未成年者の特定につながる情報は掲載していません。
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