文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に実施した2026年度の全国学力・学習状況調査で、愛知県は中学3年生の数学と英語が全国平均を上回った。一方、小学6年生の国語は全国平均を下回った。
小6は算数が全国並み、国語に課題
CBCテレビが8月3日に報じた愛知県の集計では、小学6年生の算数は全国平均とほぼ同じ水準だったが、国語は全国平均を下回った。
質問調査では、「国語の勉強は得意である」と答えた小学6年生の割合が全国平均より6.5ポイント低かったと報じられている。現段階では国による都道府県別の詳細分析が公表されていないため、速報段階の数値として扱う必要がある。
中3は数学・英語が全国平均超え
中学3年生は国語が全国平均並みで、数学と英語は全国平均を上回った。
学習習慣では、「普段2時間以上勉強している」と答えた中学3年生の割合が全国平均を2.5ポイント上回ったと報じられている。学習時間とテスト結果の因果関係は明らかではないものの、愛知県の中学生の学習状況を示す一つの材料となる。
英語はCBTで4領域を調査
文部科学省によると、2026年度の中学校英語は、生徒が端末を使うCBT方式で実施された。「読むこと」「聞くこと」「書くこと」「話すこと」を含み、結果はIRTスコアなどで示される。
ただし、現時点では愛知県について「話すことが強い」「聞くことに課題がある」といった領域別の詳細は公表されていない。数学や英語が全国平均を上回ったという全体結果だけで、個別の技能まで評価することはできない。
文部科学省は、全国平均を7月16日、全国データの分析結果を8月3日に公表。都道府県・指定都市別の詳細分析は、9月以降の秋ごろを予定している。
東三河など地域別の状況は今後の焦点
今回確認できるのは愛知県全体の傾向で、東三河や尾張、西三河など県内地域別の詳しい数値は示されていない。
今後、愛知県による設問別・領域別の分析が公表されれば、小学6年生の国語でどの分野につまずきがあったのか、中学校英語の4領域にどのような特徴があったのかが焦点となる。
編集部まとめ
愛知県は、中学3年生の数学と英語が全国平均を上回る一方、小学6年生の国語は全国平均を下回った。
現段階では速報的な全体傾向にとどまり、設問別や英語の領域別の課題までは確認できない。秋ごろに予定される詳細分析を踏まえ、国語の読解・記述や英語の4領域を具体的に検証する必要がある。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
本記事は2026年8月3日時点の文部科学省の公表資料とCBCテレビの報道を基に構成しています。愛知県の都道府県別詳細分析は公表前であり、質問調査の数値は報道された集計として記載しています。
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