東京都杉並区の医院で、診察中の20代女性に性的暴行をしたとして、警視庁荻窪署は8月26日、医院長の范育仁容疑者(75)=台湾籍=を不同意性交等の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は6月2日正午過ぎ、杉並区上荻1丁目の「荻窪国際医院」の診察室で、患者の女性の性器に玩具を入れた疑い。
女性はこの日が複数回目の受診で、診察室内では范容疑者と2人きりだった。不快に感じ、同日中に警察へ相談したという。
「細胞を採取するためだった」と供述
范容疑者は警察の調べに対し、「診察の一環だった」と供述している。
さらに「細胞を採取するためだった。玩具を使ったことは間違いないが、下半身に当てただけ」と説明しているという。
一方、范容疑者が説明する「細胞採取」が具体的にどのような診療や検査を指すのか、女性に対して事前にどのような説明があったのかは、現時点で公表されていない。
警察は当時の診察内容や行為に至った経緯を調べるとともに、ほかに同様の被害がないか捜査を進めている。
医院は前日から当面休診
荻窪国際医院は2023年に開院し、内科、婦人科、心療内科などを掲げている。公的な医療機関情報でも、范容疑者が開設者、管理者として登録されている。
医院は逮捕発表前日の8月25日、公式サイトで「院内の諸事情」により同日から当面休診すると発表した。診療再開日は未定としている。
休診と今回の事件との関係について、医院側は公式発表で具体的に説明していない。
編集部まとめ
今回の捜査で重要になるのは、問題となった行為がどのような診療上の目的で行われたのか、患者に事前の説明があったのか、そして患者の意思がどのように確認されていたのかという点だ。
范容疑者は「細胞を採取するためだった」と説明しているが、その具体的な内容は明らかになっていない。
女性は受診した当日に警察へ相談している。今後、診療記録などを含めた捜査で当時の状況がどこまで明らかになるのか、また、ほかに同様の被害が確認されるのかが焦点となる。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
本記事は、警察発表、医療機関の公式公表内容、公的資料など、2026年8月26日時点で確認できる情報を基に構成した。
范育仁容疑者は逮捕された段階であり、有罪が確定したものではない。
范容疑者は「診察の一環だった」「細胞を採取するためだった」などと供述している。
「細胞採取」の具体的な内容や医学的な位置付け、患者への説明内容、同意の有無などについては、現時点で明らかになっていない。
また、医院は8月25日から休診しているが、公式発表では今回の事件との関係について説明していない
情報提供募集
各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認のうえ、取材・報道の参考とさせていただきます。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。