
日本高等学校野球連盟(高野連)は4月24日、寶馨会長(69)が辞任し、後任に北村聡副会長(69)が就任したと発表した。大阪市内で開かれた理事会で正式に決定された。
関係者によると、寶前会長については今月、審議委員会で審議すべき事案が発覚。本人から「一身上の都合」として辞任届が提出され、理事会で受理された。日本高野連は同日、学生野球憲章に基づき厳重注意の措置を取った。
一方で、問題の具体的な内容については「関係者の名誉やプライバシーに関わる」として説明を拒否。井本亘事務局長は「学生野球憲章の理念、基本原則に抵触する内容だったと理解してほしい」と述べるにとどめ、「注意・厳重注意は原則非公開」とする規定も強調した。
新たに会長に就任した北村氏は、京都外大西高校の校長や京都府高野連会長などを歴任。2015年に理事、2025年5月から副会長を務めていた。不祥事によるトップ交代となったことについて、「このような事態を招いたことは大変遺憾であり、高校野球を支えてくださるすべての皆さまに心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
今回の辞任は任期途中での異例の交代となるが、詳細が伏せられたままの対応に対し、説明責任を求める声が高まる可能性もある。

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