滋賀県近江八幡市の住宅で9月2日午前7時20分ごろ、地方公務員の父親(49)の首にはさみを刺して殺害しようとしたとして、滋賀県警近江八幡署は、この家に住む17歳の女子高校生を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
女子高校生本人が「父親とけんかになって、はさみがのどに刺さった」などと110番。父親は病院へ搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
女子高校生は、もみ合いになった際に手に取ったはさみが刺さったとの趣旨を説明し、意図的に刺したことは否定している。警察は父親の死亡を受け、殺人容疑に切り替えて捜査する。
本人が110番 長さ約20センチのはさみか
事件が起きたのは2日午前7時20分ごろ。
女子高校生からの110番通報を受けて警察官が近江八幡市内の自宅へ駆け付け、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
父親は首を負傷しており、搬送先の病院で死亡が確認された。
現場で使われたのは、長さ約20センチの裁ちばさみのようなものとみられている。
事件当時に父娘がけんかになっていたことは伝えられているが、何が原因だったのか、直前にどのようなやり取りがあったのかは公表されていない。
「もみ合いの際に刺さった」 殺意を巡る事実関係を捜査
女子高校生は、はさみが父親に刺さったこと自体は認める一方、わざと刺したわけではないとの趣旨を説明している。
今回、警察は父親の首をはさみで刺して殺害しようとした疑いがあるとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
ただし、現行犯逮捕されたことによって殺意が確定したわけではない。
公表されている情報では、首の傷の状態やはさみの動き、現場の位置関係など、警察が殺人未遂の嫌疑を判断する際に具体的に何を重視したのかまでは示されていない。
女子高校生の説明と警察が認定した容疑事実には違いがあり、今後は現場の状況や客観的証拠を含めて、故意に刺したのかどうかが捜査されることになる。
父親死亡 事件は殺人容疑の捜査へ
父親の死亡確認を受け、県警は殺人容疑に切り替えて捜査する方針を示している。
今後は、父親の詳しい死因や傷の状態に加え、事件前後の父娘の行動、けんかに至った経緯などを確認するとみられる。
9月2日時点で、以前から親子間にトラブルがあったのかなど、事件の背景について具体的な情報は明らかになっていない。
編集部まとめ
今回の事件で未解明なのは、父娘のけんかがどのような状況ではさみを使う事態に至ったのかという点だ。
殺人未遂容疑での逮捕と、女子高校生が説明する「故意ではない」という内容のどちらを裏付ける客観的事実があるのか、今後の捜査結果を待つ必要がある。
週刊TAKAPI 編集部/一条
特記事項
本記事は2026年9月2日時点で公表・報道されている情報を基に構成しています。逮捕された女子高校生は17歳のため、氏名や学校名など本人の特定につながる情報は掲載していません。現場や関係者への週刊TAKAPI独自取材は現時点では行っていません。
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