愛知県田原市は2026年9月4日、職務上知り得た水難事故の現場画像を知人にSNSで送信したとして、田原市消防本部の40歳代男性消防司令補を同日付で戒告の懲戒処分とした。
市によると、男性職員は知人からの依頼を受けて画像を外部へ送信した。水難事故の当事者からの通報を受け、市が事実関係を確認して発覚した。
発覚は水難事故当事者からの通報
問題となったのは、男性職員と送信先の知人に共通する知人が関係した水難事故の現場画像だった。
男性消防司令補は、業務端末に保存されていた画像を自身の携帯電話で撮影し、SNSで知人へ送信した。
市は一連の行為を確認した上で懲戒処分を決定した。
画像の具体的な内容や、送信後に第三者へ転送されたかどうかは公表されていない。
守秘義務違反で戒告処分
田原市は、男性職員の行為が地方公務員法第34条第1項の「秘密を守る義務」に違反すると判断した。
その上で、地方公務員法第29条第1項第1号に基づき、9月4日付で戒告処分とした。
現時点で明らかになっているのは市による懲戒処分で、刑事事件としての捜査や立件の有無については公表されていない。
消防長「市民の信頼を裏切る結果」
小林史明消防長は今回の事案について、消防組織内で職務上知り得た秘密を漏らしたことは「誠に遺憾」とし、市民の信頼を裏切る結果になったとして謝罪した。
その上で、今回の事案を真摯に受け止め、二度と同様のことが起きないよう再発防止を徹底し、社会の信頼に応えられるよう取り組むとしている。
具体的な再発防止策は未公表
消防長は再発防止を徹底する方針を示しているが、具体的にどのような運用を見直すのかは現時点で公表されていない。
また、今回送信された画像の件数や二次拡散の有無についても明らかになっていない。
編集部まとめ
田原市は消防司令補による現場画像の外部送信を守秘義務違反と認定し戒告処分としたが、具体的な再発防止策や二次拡散の有無は公表していない。
週刊TAKAPI編集部/松本
特記事項
この記事は2026年9月4日に田原市が公表した懲戒処分の内容を基に構成しています。水難事故の当事者や画像の具体的内容など、個人の特定につながる情報は掲載していません。
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