宮古島市教育委員会は9月7日、台風9号に伴う災害配備中、勤務先の宮古島市未来創造センターで飲酒したとして、職員4人を停職処分にした。
50代の部長級と課長級の2人は停職3カ月、50代の課長補佐級と40代の係長級の2人は停職1カ月。いずれも7日付の処分となった。
暴風警報下で「災害配備1」 午後6時ごろから飲酒
事案が起きたのは7月10日。
同日午前9時2分、宮古島地方に台風9号に伴う暴風警報が発表され、午前10時から「災害配備1」に移行した。
4人は、市立図書館や中央公民館などが入る未来創造センターで災害対応に備えて勤務していた。
市教委の会見内容を伝える公開報道によると、夕食を調達する際に酒類も購入し、午後6時ごろから施設内で食事を取りながら飲酒したとされる。
酒の種類や量、購入や飲酒を誰が提案したのかは公表されていない。
課長級職員が施設内で転倒 翌日に市教委が把握
同日夜、4人のうち課長級職員が施設内で転倒して負傷し、救急搬送された。
市教委は翌11日に報告を受け、その後の確認で災害配備中の飲酒を把握した。
負傷した職員は自宅療養中とされているが、具体的なけがの内容や療養期間は明らかになっていない。
部長級・課長級は停職3カ月
市教委は事実関係を確認した後、市長部局の懲戒分限審査会に諮問。その結果を踏まえ、9月4日の臨時教育委員会で処分を決定した。
7日付で、部長級と課長級を停職3カ月、課長補佐級と係長級を停職1カ月とした。
宮城克典教育長は、職務専念義務に反する行為や市民の信用を損なったことなどを問題として謝罪した。
市教委は再発防止策として、災害配備時の勤務規律の再確認、管理監督体制の強化、待機マニュアルの見直しを進めるとしている。
飲酒時間帯の要員配置は公表されず
4人が飲酒していた時間帯に未来創造センターでほかの職員が勤務していたのか、緊急対応が必要になった場合の要員配置や指揮系統については、今回確認できた公表内容では明らかになっていない。
2014年にも台風対応時の飲酒問題
宮古島市では2014年にも、台風による特別警報発表中の庁舎内飲酒が問題となり、市長の給与減額や職員への訓告・厳重注意などの措置が取られた。
今回とは当事者や具体的な状況が異なる別事案となる。
週刊TAKAPI編集部/成田
現時点で確認できていない点
- 4人の具体的な飲酒量と酒類
- 酒類の購入や飲酒を誰が提案したのか
- 飲酒時間帯に勤務していた他の職員の有無
- 緊急時の要員配置と指揮系統
- 負傷した課長級職員の具体的なけが
- 管理監督責任をめぐる追加措置の有無
特記事項
この記事は2026年9月8日時点の宮古島市公式情報と、9月7日の宮古島市教育委員会会見を伝える複数の公開報道を基に再構成しています。
記事作成時点で、市公式の懲戒処分公表ページでは今回の9月7日付処分に関する個別資料を確認できていません。4人について逮捕、書類送検、起訴などの刑事手続も今回確認した範囲ではなく、今回の停職は地方公務員としての服務上の懲戒処分です。
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