
採用面接の現場で扱われる個人情報の管理体制に疑問符がつく投稿が、SNS上で拡散し、物議を醸している。
投稿では「初、面接官やった」とのコメントとともに、ノートパソコンの画面が写された画像が公開された。画面には「採用面接記録表」とみられる資料が表示されており、応募者のプロフィールや経歴などが閲覧可能な状態だった。※なお、掲載画像のモザイク処理は当編集部にて実施している。
投稿者側で氏名の一部は伏せられているものの、大学名や年齢、経歴などの情報が読み取れる可能性があり、個人の特定につながるおそれが指摘されている。SNS上では「守秘義務の意識が低い」「企業としてのリスク管理は大丈夫なのか」といった声が相次いだ。
一般的に、採用活動で得た応募者情報は厳重に管理されるべき個人情報にあたり、第三者への開示や不用意な公開は情報漏えいとみなされる可能性がある。たとえ一部を隠していたとしても、複数の情報を組み合わせることで個人が特定されるリスクは否定できない。
今回の投稿がどの企業の採用活動に関連するものかは不明だが、SNS時代においては、現場の軽率な発信が企業の信用を損なうリスクをはらんでいる。採用担当者への情報管理教育や、SNS利用に関する明確なガイドライン整備が、より一層求められそうだ。
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