滋賀県警の警察署に勤務していた40代の男性警部補が、大阪市内などで女性5人のスカート内にカメラを差し入れ、下着を撮影したとして、性的姿態等撮影の疑いで書類送検されていたことが分かった。
滋賀県警は9月3日付で警部補を減給100分の10・6カ月の懲戒処分としたが、当時この処分を公表していなかった。
県警は非公表とした理由について「公表基準に達していない」と説明している。
警部補は処分後、依願退職した。
5~6月、女性5人を撮影した疑い
書類送検されたのは、滋賀県内の警察署に勤務していた40代の男性警部補。
警部補は2026年5月から6月にかけ、大阪市内などで女性5人のスカート内にカメラを差し入れ、下着を撮影した疑いが持たれている。
一連の行為はいずれも勤務時間外だったとされる。
被害女性の氏名や住所など、個人を特定できる情報は公表されていない。
現場にいた大阪府警の警察官が不審に感じ発覚
事案は、現場に偶然居合わせた大阪府警の警察官が不審に感じたことから発覚した。
男性警部補は調べに対して行為を認め、下着への興味が動機だったという趣旨の説明をしている。
その後、性的姿態等撮影の疑いで書類送検された。
現時点で、起訴・不起訴など検察による処分は確認されていない。
減給10%・6カ月 処分後に依願退職
滋賀県警は9月3日付で、男性警部補を減給100分の10・6カ月の懲戒処分とした。
警部補はその後、依願退職した。
懲戒処分は県警内部の服務上の責任を問う手続きで、刑事手続きとは別に扱われる。今回、警部補は書類送検されているが、有罪が確定したわけではない。
県警は懲戒処分を公表せず
今回明らかになったのは、書類送検や懲戒処分の内容だけではない。
滋賀県警は9月3日に減給100分の10・6カ月という懲戒処分を行ったものの、当時この処分を公表していなかった。
県警は理由について、
「公表基準に達していない」
と説明している。
女性5人に対する撮影容疑で書類送検され、減給6カ月の処分を受けた事案が、県警の運用上は公表対象とされなかったことになる。
一方、今回確認できた公開情報では、どの具体的な基準に基づいて非公表と判断されたのかまでは明らかになっていない。
「非公表」の具体的判断基準は明らかにならず
警察職員の懲戒処分については、処分内容や事案の性質などを踏まえて公表の可否が判断される。
今回、滋賀県警は「公表基準に達していない」と説明しているものの、男性警部補の事案について、どの基準項目に照らして公表対象外としたのかという具体的な判断過程は、現在確認できる情報からは分からない。
本稿では、非公表という県警の判断が適切だったかどうかについて独自の評価は行わない。
編集部まとめ
滋賀県警の40代男性警部補が、女性5人の下着を撮影した疑いで書類送検され、減給10%・6カ月の懲戒処分を受けた後、依願退職していた。
県警は処分を当時公表せず、「公表基準に達していない」と説明している。ただし、非公表とした具体的な判断基準については、今回確認できた情報では明らかになっていない。
週刊TAKAPI 編集部
特記事項
この記事は2026年9月25日までに確認された警察取材に基づく公開報道をもとに構成しています。
男性警部補は性的姿態等撮影の疑いで書類送検されていますが、現時点で起訴・不起訴などの検察処分は確認できていません。書類送検されたことのみをもって刑事責任が確定したものではありません。
滋賀県警が示した「公表基準に達していない」との説明について、本稿では確認できた内容のみを記載し、非公表の適否や具体的な判断理由を推定していません。

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