静岡市教育委員会は25日、女子中学生にわいせつな行為をしたとして、市内の中学校に勤務していた23歳の男性臨時的任用教諭を同日付で懲戒免職とした。
男性は6月下旬、静岡市内で女子中学生にわいせつな行為をした疑いで逮捕・送検され、その後、処分保留で釈放されていた。
市教委によると、男性はその後の聞き取りに対し、女子中学生とのわいせつな行為を認めたという。市教委は服務上の事実確認を踏まえ、懲戒免職を決定した。
23歳の臨時的任用教諭 市内中学校に常勤
処分されたのは、静岡市内の中学校で勤務していた23歳の男性臨時的任用教諭。
男性は正規採用ではなく、臨時的任用教諭として常勤していた。
6月下旬、静岡市内で女子中学生にわいせつな行為をした疑いが持たれ、その後、警察に逮捕・送検された。
一方、刑事手続では処分保留のまま釈放されている。
市教委の聞き取りで行為を認める
刑事手続とは別に、静岡市教委は男性本人から事情を聴いた。
市教委によると、男性は女子中学生とのわいせつな行為を認めた。
そのため市教委は、逮捕されたという事実だけで処分したのではなく、本人への聞き取りを含む事実確認を行ったうえで、9月25日付の懲戒免職を決定した。
懲戒処分は教職員としての服務上の責任を問うもので、刑事事件としての起訴・不起訴などとは別に判断される。
処分保留で釈放 刑事手続の結論は未確認
男性は逮捕・送検後、処分保留で釈放された。
現時点で確認できる公開情報では、その後に起訴・不起訴などの最終的な検察処分が決まったとの情報は確認できていない。
このため、本稿では刑事責任について断定しない。
一方、市教委は服務上の調査を進め、本人が行為を認めたことなどを踏まえて懲戒免職としている。
逮捕後に全校長を緊急招集
今回の男性教諭の逮捕後、静岡市教委は市立学校の校長らを集めた臨時会議を開いていた。
中村百見教育長は、その場で教職員による問題が再び発生したことを重く受け止め、それまで進めてきた不祥事防止対策について十分ではなかったとの認識を示していた。
管理職に対しては、教職員の日常の言動に違和感がある場合に安易に問題がないと判断せず、必要な確認を徹底するよう求めている。
市教委は研修などの対策も進めている。
教育長「信頼を裏切る行為」
中村教育長は今回の懲戒免職について、教職員は子どもの人権を尊重し、安全と健やかな成長を支える立場にあるとしたうえで、その信頼を裏切る行為だったとの認識を示した。
被害に遭った女性や家族、市民に謝罪し、今後は服務規律の順守や倫理意識の向上に向け、管理職による指導の徹底と研修の充実を図るとしている。
市教委は逮捕後の段階で、それまでの対策が十分ではなかったとの認識を示していた。
今後は、追加する研修や管理職による指導について、実際の不祥事防止につながっているかをどのように検証するかが焦点となる。
被害生徒の個人情報は掲載せず
被害に遭った女子中学生について、氏名、学校名、学年など本人の特定につながる情報は公表されていない。
また、男性教諭が被害生徒の通う学校に勤務していたのか、どのような経緯で知り合ったのかについても、現在確認できる公開情報では明らかになっていない。
週刊TAKAPIでは、被害生徒を特定・推測できる情報は掲載しない。
編集部まとめ
静岡市教委は、女子中学生へのわいせつな行為を理由に、23歳の男性臨時的任用教諭を懲戒免職とした。男性は逮捕・送検後に処分保留で釈放されていたが、市教委の聞き取りでは行為を認めたという。
市教委は逮捕後に全校長を集めて再発防止を求め、教育長も従来の対策が十分ではなかったとの認識を示していた。今後は、研修や管理職による指導の実効性をどのように検証するかが焦点となる。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
この記事は、2026年9月25日までに確認できた静岡市教育委員会の処分内容と、男性教諭の逮捕後に公表された情報を照合して構成しています。
処分された男性は、23歳の臨時的任用教諭として市内中学校に常勤していました。
男性は逮捕・送検後に処分保留で釈放されています。現時点で起訴・不起訴などの最終的な検察処分は確認できていません。
市教委による懲戒免職は、刑事手続とは別に、本人への聞き取りなどを踏まえて行われた服務上の処分です。
被害に遭った女子中学生の氏名、学校名、学年など、本人の特定につながる情報は掲載していません。

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。