【福岡・北九州】九国大付3年男子生徒を家裁送致 2024年、教室で野球部同級生への暴行疑い

福岡県北九州市の九州国際大学付属高校3年の男子生徒が同じ野球部の同級生への暴行疑いで家庭裁判所に送致されたことを伝える週刊TAKAPIの報道アイキャッチ

福岡地検小倉支部は9月30日、九州国際大学付属高校3年の男子生徒について、2024年9月に校内の教室で、当時同じ野球部に所属していた同級生に暴行を加えた疑いがあるとして、福岡家庭裁判所小倉支部に送致しました。

男子生徒は2026年7月、暴行容疑で書類送検されていました。福岡地検小倉支部は今回、暴行の非行内容で家庭裁判所へ送致しています。

家裁送致は男子生徒に対する最終的な処分が決まったことを意味するものではなく、今後は家庭裁判所で少年事件として手続きが進みます。

2024年9月、教室で野球部員同士のトラブル

学校側が7月に公表した説明によると、問題となったのは2024年9月24日です。

校内の教室で自習中、当時野球部に所属していた生徒2人が口論となり、身体的接触を伴うトラブルに発展したとされています。

学校側は、この事案について単発的なトラブルで、当時、負傷は確認されていなかったと説明しています。

一方、暴行を受けたとする同級生側の弁護士は、胸ぐらをつかんで殴る行為があったと説明しています。

男子生徒はこの2024年の事案について、2026年7月に暴行容疑で書類送検されました。

学校側「保護者間の話し合いで解決」と認識

学校側によると、2024年当時の担任教諭は、双方の保護者から話し合いによって円満に解決したとの報告を受けていました。

学校では双方の生徒への聞き取りや指導を行い、対応を終えていたとしています。

このため、当時は日本高等学校野球連盟への報告を行わず、校内でも十分な情報共有が行われていなかったと学校側は説明しています。

その後、2026年7月1日に警察から、この事案を暴行容疑で送致するとの連絡を受けたことで、学校側が改めて事実確認や関係機関への報告を進めました。

高野連は野球部を注意 当時の部長には厳重注意

学校側の公表によると、日本高等学校野球連盟からは7月8日、2024年の事案について学校側に措置が通知されました。

野球部に対しては注意、当時の野球部長に対しては厳重注意とされ、男子生徒の公式戦出場については支障なしとの判断が示されたとしています。

学校法人はこの措置を受け、野球部での研修・指導や、学校長、監督、顧問、生徒指導部の情報共有、校内の報告体制の見直しなどを再発防止策として挙げています。

9月30日に家裁送致

男子生徒について福岡地検小倉支部は9月30日、暴行の非行内容で福岡家庭裁判所小倉支部へ送致しました。

家裁送致は、刑事裁判での起訴や有罪判決とは異なります。

今回の段階で男子生徒に対する最終的な処分や司法判断が示されたわけではありません。今後は家庭裁判所で少年事件として手続きが進みます。

九国大付「手続きを注視しながら適切に対応」

今回の家裁送致について、九州国際大学付属高校は、

「手続きを注視しながら適切に対応して参ります」

とコメントしています。

学校側が今後の家庭裁判所の手続きを踏まえ、男子生徒に対して新たな対応を取るかについては、現時点で明らかになっていません。

編集部まとめ

九州国際大学付属高校3年の男子生徒が、2024年9月に教室で同じ野球部に所属していた同級生に暴行を加えた疑いで、福岡家庭裁判所小倉支部へ送致されました。

学校側は当時、保護者間の話し合いで解決したとの報告を受け、生徒への聞き取りや指導を終えていたと説明しています。

家裁送致は最終的な処分が決まったことを意味するものではなく、今後は少年事件として家庭裁判所で手続きが進みます。

週刊TAKAPI 編集部/松本

特記事項

本稿は2026年10月1日までに確認できた福岡地検小倉支部への取材に基づく報道と、学校法人九州国際大学・九州国際大学付属高校が公表した内容をもとに構成しています。

対象となっている男子生徒は未成年のため、氏名など本人の特定につながる情報は記載していません。

学校側の説明と、暴行を受けたとする同級生側の説明は区別して記載しています。家裁送致は、男子生徒に対する最終的な処分や司法判断が示されたことを意味しません。

Q男子生徒はなぜ家庭裁判所に送致されたのですか?
A2024年9月、学校の教室で当時同じ野球部に所属していた同級生に暴行を加えた疑いで書類送検され、福岡地検小倉支部が暴行の非行内容で家庭裁判所へ送致しました。
Q問題となった事案はいつ起きたのですか?
A学校側の公表によると、2024年9月24日、校内の教室で自習中に起きたとされています。
Qどのような暴行が疑われていますか?
A暴行を受けたとする同級生側の弁護士は、胸ぐらをつかんで殴る行為があったと説明しています。一方、学校側は、口論から身体的接触を伴うトラブルになったと説明しています。
Q学校は当時どのように対応しましたか?
A学校側は、双方の保護者から話し合いで解決したとの報告を受け、双方の生徒への聞き取りや指導を行ったとしています。当時は高野連への報告を行っていませんでした。
Q家裁送致で男子生徒の処分は決まったのですか?
Aいいえ。家裁送致は最終的な処分や司法判断が示されたことを意味しません。今後、家庭裁判所で少年事件として手続きが進みます。

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