岡山県教育委員会は10月9日、女性に対する盗撮行為などがあったとして、県立岡山一宮高校に勤務する男性総括副参事(51)を同日付で懲戒免職処分にした。
男性職員は8月14日、広島市内の商業施設で10代女性を盗撮しようとした疑いで逮捕されていた。
県教委の説明によると、男性職員は同日、JR広島駅や別の商業施設でも盗撮行為をしていたとされる。
さらに県教委の聞き取りに対し、男性職員は過去にも盗撮をしたことがあると説明した。一方、勤務先の学校内では盗撮していないと話しているという。
県教委は一連の行為を踏まえ、懲戒免職処分とした。
8月14日、広島市内で盗撮未遂容疑により逮捕
男性職員が逮捕されたのは8月14日。
広島市内の商業施設で、10代女性を盗撮しようとした疑いが持たれている。
今回の懲戒処分では、この逮捕事案だけでなく、県教委が本人への聞き取りなどを通じて確認した別の行為も含めて判断された。
県教委の説明では、男性職員は同じ8月14日、JR広島駅や別の商業施設でも盗撮行為をしていたとされる。
ただし、それぞれの行為について刑事事件としてどこまで捜査・立件されているのかは、今回確認できる公表内容では明らかになっていない。
県教委に「過去にも盗撮した」と説明
県教委による聞き取りに対し、男性職員は過去にも盗撮したことがあると説明したという。
一方で、現時点では、
- 過去の行為がいつ行われたのか
- 具体的に何回あったのか
- どこで行われたのか
- 県教委がどこまで事実確認したのか
といった詳細は明らかになっていない。
そのため、過去の盗撮については、現段階では男性職員本人が県教委に説明した内容として扱う必要がある。
学校内での盗撮は本人が否定
男性職員は県教委の聞き取りに対し、勤務先の岡山一宮高校では盗撮していないと説明している。
ただ、県教委が校内についてどの範囲まで確認したのかは明らかになっていない。
例えば、
- 校内での不適切な撮影の有無
- 私物や業務用端末の確認
- 過去の勤務状況
- 生徒や教職員への聞き取り
などが実施されたかどうかについて、今回確認できる情報では分かっていない。
本人が「学校内ではしていない」と説明したことと、県教委が校内での行為がなかったと最終的に確認したことは分けて考える必要がある。
51歳の総括副参事を懲戒免職
男性職員は県立岡山一宮高校に勤務する51歳の総括副参事。
岡山県教育委員会は、今回確認された一連の行為を踏まえ、10月9日付で懲戒免職とした。
懲戒免職は、地方公務員に対する懲戒処分の中で最も重い処分となる。
県教委による教職員の懲戒免職は、2026年度に入って4人目とされる。
今回の処分では、男性職員が教員ではなく学校事務系の職員である点も含め、県立学校に勤務する公務員としての服務上の責任が問われた。
刑事手続きと懲戒処分は別
男性職員は8月に盗撮未遂の疑いで逮捕されている。
一方、10月9日時点で、その後の送検、起訴・不起訴などの刑事手続きについては、今回確認できる情報では明らかになっていない。
県教委による懲戒免職と、刑事事件としての処分は別の手続きになる。
逮捕された段階で有罪が確定したわけではなく、刑事責任については今後の司法手続きによって判断される。
県教委は過去の行為をどこまで確認したのか
今回の事案で今後の確認点となるのが、男性職員が説明した「過去の盗撮」について、県教委がどこまで事実関係を確認したのかという点だ。
本人が過去の行為を説明した以上、県教委が、
- 過去の行為の時期や場所
- 勤務時間中の行為の有無
- 学校内での不適切な撮影の有無
- 他に被害を受けた人がいないか
などをどの範囲まで調査したのかが重要になる。
現時点で、県教委が追加調査の詳細を公表したとの情報は確認できていない。
2026年度、懲戒免職は4人目
今回の処分で、岡山県教育委員会による教職員の懲戒免職は2026年度に入って4人目となった。
処分理由は各事案で異なるため、単純に同列で扱うことはできない。
ただ、県教委としては、個別事案への処分だけでなく、服務規律やコンプライアンスに関する指導をどのように徹底するかも今後の課題となる。
編集部まとめ
岡山県教育委員会は10月9日、県立岡山一宮高校に勤務する51歳の男性総括副参事を懲戒免職処分にした。
男性職員は8月14日、広島市内の商業施設で10代女性を盗撮しようとした疑いで逮捕されていた。
県教委の説明では、同日、JR広島駅や別の商業施設でも盗撮行為をしていたとされる。
さらに、県教委の聞き取りに対し、男性職員は過去にも盗撮したことがあると説明した。
一方、学校内での盗撮については本人が否定しており、県教委が校内をどこまで調査したのかは明らかになっていない。
また、8月の逮捕後の起訴・不起訴など刑事手続きの状況も、今回確認できる情報では分かっていない。
今後は、本人が説明した過去の盗撮行為を県教委がどこまで確認したのか、学校内で追加調査を行ったのか、刑事手続きがどの段階にあるのかが確認点となる。
週刊TAKAPI 編集部/成田
特記事項
本記事は2026年10月9日時点で、岡山県教育委員会の会見内容を基に報じられた情報を整理して構成しています。
男性職員は8月14日、広島市内で10代女性を盗撮しようとした疑いで逮捕されていますが、逮捕されたことのみをもって有罪が確定したものではありません。
また、男性職員が「過去にも盗撮したことがある」と説明している一方、その回数や期間、県教委がどこまで事実認定したのかは明らかになっていません。
学校内での盗撮については男性職員本人が否定しているとされますが、県教委による確認範囲までは公表内容から確認できていません。
情報提供・掲載内容の削除依頼はこちら

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。