奈良県香芝市の認定こども園で9月、3歳児クラスに通っていた4歳の男の子が、ゼリーをのどに詰まらせて心肺停止となり、その後死亡していたことが分かった。
事故があったのは、香芝市の認定こども園「あけぼの・幼保学院」。9月15日午後、園の職員から「園児がゼリーをのどに詰まらせてぐったりしている」と119番通報があった。
消防や市によると、男の子は心肺停止の状態で病院へ搬送され、治療を受けていたが、10月上旬に死亡した。
男の子は当時、一口サイズの凍らせたゼリーを食べていたとみられている。香芝市は第三者委員会を設置し、事故当時の状況や原因を調べるとしている。
9月15日午後、園から「ゼリーをのどに詰まらせた」と119番
事故が起きたのは9月15日午後。
「あけぼの・幼保学院」の職員から消防に、「園児がゼリーをのどに詰まらせてぐったりしている」と通報があった。
消防などによると、3歳児クラスに通っていた4歳の男の子が心肺停止の状態で病院へ搬送された。
男の子は搬送後も治療を受けていたが、10月上旬に死亡したという。
一口サイズの「凍らせたゼリー」を食べていたか
男の子は事故当時、一口サイズの凍らせたゼリーを食べていたとみられている。
現時点で、ゼリーの具体的な商品や形状、提供時の硬さ、どのような状態で男の子が食べていたのかなど、詳細は明らかになっていない。
また、職員が男の子の異変に気付いた時点の状況や、119番通報までにどのような対応が行われたのかについても、今後確認が必要となる。
園「重大な結果を招いたことを重く受け止め」
園は10月13日、今回の事故について書面でコメントを発表した。
園は、
「このような重大な結果を招いたことを重く受け止め深くお詫びします」
としている。
事故から約1カ月後に死亡が明らかになった形で、香芝市は園の関係者から当時の状況を聞く方針を示している。
香芝市が第三者委員会設置へ
香芝市は今後、第三者委員会を立ち上げ、事故原因を調査する。
調査では、ゼリーがどのように提供されたのか、事故当時の見守り態勢、男の子の異変を確認してからの対応などが確認対象となるとみられる。
ただし、13日時点で第三者委員会の委員構成や調査開始時期、報告書の公表方法などは明らかになっていない。
事故原因については第三者委員会による調査前の段階であり、ゼリーの提供方法や園側の対応と男の子の死亡との関係を現時点で断定することはできない。
編集部まとめ
奈良県香芝市の認定こども園「あけぼの・幼保学院」で9月15日、3歳児クラスに通う4歳の男の子がゼリーをのどに詰まらせ、心肺停止の状態で病院へ搬送された。
男の子は治療を受けていたが、10月上旬に死亡した。
事故当時、一口サイズの凍らせたゼリーを食べていたとみられているが、具体的な商品や提供時の状態、事故当時の職員の対応など詳細は明らかになっていない。
園は13日、「重大な結果を招いたことを重く受け止め深くお詫びします」とコメントした。
香芝市は第三者委員会を設置し、園関係者への聞き取りなどを通じて事故原因を調べるとしている。
週刊TAKAPI 編集部/成田
特記事項
本記事は2026年10月13日時点で確認されている消防、香芝市、園側の説明および報道内容をもとに構成しています。
亡くなった園児は未成年であるため、氏名など個人を特定する情報は掲載していません。
また、事故原因は第三者委員会による調査前の段階です。園側の具体的な過失や、ゼリーの提供方法と死亡との因果関係が確定したものではありません。
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