出所後わずか半年足らず 福岡・飯塚市のスーパーで女性のスカート内を撮影か
「大阪王将にナメクジが大量にいる」などとするSNS投稿をめぐり、偽計業務妨害などの罪で懲役1年の実刑判決を受けた男が、今度は盗撮容疑で現行犯逮捕された。
逮捕されたのは、福岡県飯塚市川津の会社員、圓谷晴臣容疑者(27)。
警察によると、圓谷容疑者は5月21日午後5時半すぎ、飯塚市内のスーパーの精肉売り場で、買い物中の女性(38)に近づき、右手に持ったスマートフォンをスカートの中に差し入れて下着を撮影した疑いが持たれている。
女性が盗撮に気づき、「撮りましたよね?」と声をかけたところ、圓谷容疑者は店外へ逃走した。その様子を見て不審に思った別の男性客が追いかけ、スーパー敷地内の駐車場で取り押さえたという。
その後、被害女性が自ら通報。駆けつけた警察官が、圓谷容疑者を性的姿態等撮影の疑いで現行犯逮捕した。
圓谷容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めたうえで、「理由については言いたくありません」と話しているという。警察は余罪の有無も含めて捜査している。
圓谷容疑者は、2022年に仙台市内の大阪王将仙台中田店をめぐる投稿で大きな注目を集めた人物だ。
当時、同店の元従業員だった圓谷容疑者は、SNS上で「ナメクジが大量に出る」などとする投稿を行った。投稿は急速に拡散し、店舗は一時休業。その後、閉店に至った。
この投稿をめぐり、圓谷容疑者は偽計業務妨害などの罪に問われた。仙台地裁は2024年10月、圓谷被告に対し、懲役1年の実刑判決を言い渡した。
判決では、投稿について「事実を誇張した」と認定。さらに、投稿の動機について「店に復讐するという動機」と指摘し、公益通報には当たらないと判断した。
かつては「内部告発」として一部で支持を集めた投稿だった。しかし裁判では、店への業務妨害として刑事責任が問われ、実刑判決に至った。
その人物が、出所後わずか半年足らずで、今度はスーパーでの盗撮容疑で逮捕された。
今回の事件が強い注目を集めている理由は、単なる盗撮事件にとどまらない。SNSで社会を大きく動かした人物が、実刑判決を経た後、再び刑事事件で名前を報じられたからだ。
ネット上では、過去の騒動を知る人たちから驚きと批判の声が広がっている。
「ナメクジ騒動の人が今度は盗撮か」
「実刑後にまた逮捕は重い」
「内部告発ではなく、結局は別の犯罪でも名前が出てしまった」
「被害女性がすぐ声を上げたのは本当に大事」
今回、被害女性がその場で声をかけ、周囲の客が反応したことで、容疑者は現場で取り押さえられた。スーパーの精肉売り場という日常の空間で起きた事件だけに、買い物客の不安も大きい。
警察は、圓谷容疑者のスマートフォンの内容や行動履歴を確認し、余罪の有無を調べるとみられる。
SNS投稿による業務妨害で実刑。
そして、出所後の盗撮容疑による現行犯逮捕。
まったく別の事件ではあるが、どちらも他者の日常を巻き込んだ行為として社会に受け止められている。
今回の逮捕は、過去の騒動を知る人々にとって、「また名前が出た」で終わる話ではない。刑事事件を経た後の社会復帰、再犯防止、そして性犯罪被害をどう防ぐのか。複数の問題を同時に突きつける事件となっている。
動画解説
編集部まとめ
圓谷晴臣容疑者(27)は、5月21日夕方、福岡県飯塚市内のスーパーで、女性のスカート内をスマートフォンで撮影したとして、性的姿態等撮影の疑いで現行犯逮捕された。
圓谷容疑者は、2022年に大阪王将仙台中田店をめぐる「ナメクジ騒動」でSNS投稿を行い、偽計業務妨害などの罪で2024年10月に懲役1年の実刑判決を受けていた人物。
警察は、今回の盗撮容疑について余罪も含めて調べを進めている。

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