禁止区域で“マッサージ店”装う性風俗店か 愛知・豊橋など5店舗を一斉摘発

経営者ら2人逮捕 中国籍従業員3人も不法残留疑いで逮捕

2026年5月22日配信

愛知県豊橋市で、マッサージ店を装って性風俗店を営業していた疑いがある店舗が摘発された。

警察は、営業が禁止されている地域で性的サービスを提供していたとして、風俗店経営者の女ら2人を風営法違反の疑いで逮捕。豊橋市や豊川市などにある関連店舗5店舗を同時に摘発した。

逮捕されたのは、蒲郡市の風俗店経営、林咲希容疑者(40)と、中国籍の風俗店従業員、于婷容疑者(35)。

警察によると、2人は愛知県条例で性風俗店の営業が禁じられている豊橋市内の区域で、マッサージ店を装い、男性客に性的サービスを提供した疑いが持たれている。

警察は2人の認否を明らかにしていない。

店は表向き、通常のマッサージ店やリラクゼーション店のように営業していたとみられる。外観や看板だけでは実態が分かりにくく、個室内で性的サービスが提供されていた疑いがある。

今回の事件で注目されるのは、摘発が1店舗にとどまらなかった点だ。

警察は19日、情報提供をもとに、林容疑者が関与していたとみられる豊橋市、豊川市などの計5店舗を一斉に摘発した。複数店舗が同じ経営者のもとで運営されていた可能性があり、警察は店舗間の関係や売り上げの管理実態を調べている。

さらに、林容疑者が経営する店で働いていた中国籍の従業員3人も、不法残留の疑いなどで逮捕された。

このため、捜査の焦点は風営法違反だけではない。従業員の在留資格、雇用管理、就労実態も重要な確認対象になっている。

愛知県内では、住宅地、学校、病院周辺などの一部地域で、性風俗店の営業が条例により厳しく制限されている。禁止区域で営業すれば、地域の生活環境や治安への不安につながる。

一方、違法店の中には、マッサージ店やリラクゼーション店を名乗り、外からは通常営業に見える形で営業するケースがある。看板では「癒やし」「リラクゼーション」などを掲げながら、実際には性的サービスを提供していた疑いが持たれる事案は各地で摘発されている。

今回、警察が5店舗を同時に摘発した背景には、1店舗だけを閉めても別の店舗で営業が続く可能性があるとの見方があったとみられる。

林容疑者がどのように複数店舗を管理していたのか。従業員をどのように集めていたのか。売り上げは誰が管理していたのか。警察は、違法営業の全体像を調べている。

豊橋市や豊川市を含む東三河地域には、マッサージ店やリラクゼーション店が点在している。正規に営業する店舗がある一方で、違法な性的サービスを行う店が紛れ込めば、地域住民の不安は大きくなる。

今回の一斉摘発で問われているのは、1つの店舗の違法営業ではない。

禁止区域での営業、複数店舗の運営、外国人従業員の不法残留疑い。警察は、この3点を軸に、林容疑者らの運営実態と余罪を調べている。

編集部まとめ

愛知県豊橋市で、マッサージ店を装い、営業禁止区域内で性風俗店を営んだとして、風俗店経営の林咲希容疑者(40)と中国籍の従業員、于婷容疑者(35)が風営法違反の疑いで逮捕された。

警察は、豊橋市や豊川市などの計5店舗を一斉摘発した。

林容疑者の店で働いていた中国籍の従業員3人も不法残留の疑いなどで逮捕されており、警察は複数店舗の運営実態、従業員の雇用状況、余罪について調べている。

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