テレビ朝日系番組『あのちゃんねる』をめぐる騒動が、新たな局面を迎えている。

5月18日放送回で、あのちゃんが「嫌いな芸能人」として鈴木紗理奈の名前を挙げた場面が、ピー音なし・テロップ付きで放送され、SNS上で批判が広がっていた問題で、番組側が謝罪文を発表した。
さらに、あのちゃん本人も番組に対する思いを明かし、「もう続けたくないので番組を降ります」と表明。投稿内では「つまり、番組が終わるということになると思います」ともつづっており、番組終了の可能性も浮上している。
テレ朝側「責任はすべて番組制作側にある」

テレビ朝日「あのちゃんねる」が公式サイトで謝罪。番組側は、企画・編集内容により鈴木紗理奈さんやあのちゃんに不本意な形の放送となったと説明した。
番組側は、5月18日放送の内容について、制作スタッフの配慮が足りず、鈴木紗理奈に不快な思いをさせたこと、また、あのちゃんにとって本意ではない形の放送・企画・編集内容により、多くの誤解を招いたとして謝罪した。
謝罪文では、番組の不適切な質問や企画上の意図的な演出により、あのちゃんや出演者に不本意な発言を誘導し、その発言の精査が不十分なまま放送してしまったと説明。
そのうえで、「この度の責任はすべて番組制作側にある」とし、鈴木紗理奈、あのちゃん、関係者に迷惑をかけたとして謝罪した。
あのちゃん「番組を大切に思う気持ちから意見を伝えてきた」
一方、あのちゃん本人も今回の騒動について、自身の思いを明かしている。
あのちゃんは、番組に対してこれまでも「この表現は嫌です」「これはゲストの方が大変な思いをするからやめてください」など、自分の見解や意見を強く伝えてきたと説明。
それは「番組を大切に思う気持ち」からだったとしている。
しかし、そうした意見を伝えても改善されず、不本意な状況が続いたことから、過去にも番組を降板したいと伝えていたという。
その後、番組側から改善すると説明があったため続けてきたものの、今回の件を受け、「もう続けたくないので番組を降ります」と表明した。
「質問は直前まで伏せられていた」と説明
今回の放送について、あのちゃんは、質問内容が直前まで伏せられていたとも説明している。
そのため、特定の名前を出そうと事前に用意していたわけではなく、出演者全員が場を成立させようとして答えていたという。
さらに、あのちゃんは放送後の編集についても言及。自身が「僕の発言にもピーかけてくれないとお相手がかわいそうだから」と発言していたものの、その部分はオンエアではカットされていたと明かした。
この説明が事実であれば、問題は単なる出演者の発言だけではなく、番組の企画設計、質問の出し方、編集判断、放送前の確認体制にまで広がる。
鈴木紗理奈を巻き込んだことには謝罪
あのちゃんは、今回の放送で鈴木紗理奈を巻き込んでしまったことについて、「申し訳ない」と謝罪している。
一方で、今回のような質問や暴露系の企画については、ゲストにも悪く、自身もやりたくない、やらないでほしいと都度伝えてきたとも説明した。
その改善が見られなかったため、これ以上は続けられないとマネージャーに話していた矢先に、今回の騒動が起きたという。
問われるテレビ番組の“いじり”と編集責任
今回の騒動で問われているのは、出演者個人の発言だけではない。
番組側がどのような企画意図で質問を用意し、出演者にどのような状況で回答させ、その発言をどこまで編集・確認したうえで放送したのかが焦点となる。
特に、実名で第三者の名前が出る企画では、本人の名誉やイメージ、出演者同士の関係性に影響を与える可能性がある。
SNS時代において、放送内容は切り抜かれ、拡散され、当事者の意図を超えて炎上する。だからこそ、制作側にはより慎重な判断が求められる。
番組終了の可能性も週刊TAKAPI公式YouTubeでも解説
あのちゃんは投稿の中で、「番組を降ります」と明言したうえで、「つまり、番組が終わるということになると思います」ともつづっている。
『あのちゃんねる』は、あのちゃんの個性を前面に出した番組であり、本人が降板するとなれば、番組継続は難しくなる可能性がある。
今回の騒動は、単なる一場面の炎上にとどまらず、番組そのものの存続にも関わる事態となっている。
テレビ朝日側、番組制作側、そしてあのちゃん本人が今後どのように説明し、最終的に番組がどうなるのか注目される。

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