北海道の岩見沢児童相談所に4月から採用された道職員の男が、採用前に勤務していた民間施設で10代前半の少女にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件で、道が採用前に外部から情報提供を受けていながら、人事担当部局に共有していなかったことが分かりました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、岩見沢児童相談所の職員、吹谷望実容疑者(26)です。
警察によりますと、吹谷容疑者は今年2月、札幌市東区の民間施設で、利用者の10代前半の少女と2人きりになった際、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
事件は、少女の親族からの相談で発覚しました。吹谷容疑者は警察の調べに対し、**「体を触りました」**と話し、容疑を認めているということです。
吹谷容疑者は、4月1日付で北海道職員として採用され、岩見沢児童相談所に福祉指導員として配属されました。児童相談所では、子どもや家庭に関する相談支援業務を担当していたとされています。
問題となっているのは、採用前の情報提供です。北海道によりますと、3月中旬、道民から保健福祉部に対し、吹谷容疑者とみられる人物について、児童へのわいせつ行為に関する情報が寄せられていました。
しかし、この情報は人事担当部局に共有されず、採用や配置を判断する際の確認材料として扱われませんでした。結果として、道は事実確認を十分に行わないまま吹谷容疑者を採用し、児童相談所に配属した形です。
北海道は、採用や配置の検討が不十分だったとして、情報共有のあり方を見直す方針です。
子どもの安全を守る立場にある児童相談所に、採用前から児童へのわいせつ行為に関する情報が寄せられていた人物が配属されていた今回の問題。逮捕容疑そのものに加え、道の内部で情報が共有されなかった経緯が問われています。
警察は、事件当時の状況や余罪の有無について調べを進めています。
編集部まとめ
北海道の岩見沢児童相談所に4月1日付で採用された吹谷望実容疑者(26)が、採用前に勤務していた札幌市東区の民間施設で10代前半の少女の体を触ったとして、不同意わいせつの疑いで逮捕されました。吹谷容疑者は容疑を認めているということです。道には採用前の3月中旬、児童へのわいせつ行為に関する情報提供が寄せられていましたが、人事担当部局に共有されず、採用や児童相談所への配属に反映されませんでした。北海道は、採用・配置の検討が不十分だったとして、情報共有体制を見直す方針です。
Q. 北海道の児童相談所職員は何の疑いで逮捕されましたか?
A. 採用前に勤務していた札幌市東区の民間施設で、10代前半の少女の体を触ったとして、不同意わいせつの疑いで逮捕されました。
Q. 逮捕された職員はどこに配属されていましたか?
A. 4月1日付で北海道職員として採用され、岩見沢児童相談所に福祉指導員として配属されていました。
Q. 採用前にどのような情報が寄せられていましたか?
A. 3月中旬、北海道の保健福祉部に対し、吹谷容疑者とみられる人物について、児童へのわいせつ行為に関する情報が寄せられていました。
Q. その情報は採用判断に使われましたか?
A. 人事担当部局に共有されず、採用や配置の判断には反映されませんでした。
Q. 北海道は今後どう対応するとしていますか?
A. 採用や配置の検討が不十分だったとして、情報共有体制の見直しを進める方針です。

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