日本時間の6月8日午前8時38分ごろ、フィリピン諸島ミンダナオ付近で大きな地震が発生した。気象庁は地震の規模をマグニチュード8.2と推定している。一方、海外機関ではM7.8前後とする情報もあり、震源の規模や深さは今後の解析で更新される可能性がある。
この地震を受け、気象庁は日本の太平洋沿岸の広い範囲に津波注意報を発表した。東海地方では、愛知県外海と三重県南部が対象となっている。愛知県外海では最大1m程度の津波が予想されており、豊橋市と田原市の太平洋沿岸地区には避難指示が出ている。
豊橋市は、愛知県外海への津波注意報発表を受けて災害対策本部を設置した。市によると、国道42号から外海側へ下りる道路計17か所で通行止めを実施している。表浜海岸周辺、太平洋側の海岸、港、河口、防波堤、海へ向かう道路には近づかないでほしい。
東三河で特に注意が必要なのは、豊橋市南部から田原市にかけての太平洋沿岸だ。表浜海岸、伊良湖方面、赤羽根周辺、海釣りやサーフィンで人が集まる場所では、注意報が解除されるまで海に入らないこと。様子を見に車で海沿いへ向かう行動も避ける必要がある。
津波注意報は「大きな被害は出にくい」という意味ではない。1mの津波でも、海岸や河口では人が流され、車や小型船が動かされる危険がある。津波は第1波よりも後の波が高くなる場合があり、到達予想時刻を過ぎても安全とは限らない。
豊橋、田原、東三河の沿岸部にいる人は、自治体の防災無線、豊橋ほっとメール、田原市や愛知県の防災情報、テレビ、ラジオ、公式防災アプリで最新情報を確認してほしい。釣り、サーフィン、潮干狩り、港湾作業、海岸散策は中止し、注意報解除まで海岸には戻らないことが最優先だ。
フィリピン現地では、ミンダナオ島南部を中心に建物被害や停電、沿岸部の避難が報じられている。商業施設や学校などで被害が出たとの情報もあり、現地当局が死傷者や被害状況を確認している。
今回の地震は日本から離れた場所で起きた遠地地震だが、津波は太平洋を伝わって日本沿岸に届く。豊橋・東三河では「海を見に行かない」「国道42号から外海側へ下りない」「河口や防波堤に近づかない」の3点を徹底してほしい。
編集部まとめ
フィリピン諸島ミンダナオ付近でM8.2推定の地震が発生し、日本の太平洋沿岸に津波注意報が出ています。
東海地方では、愛知県外海と三重県南部が対象です。
豊橋市と田原市の太平洋沿岸地区には避難指示が出ています。
豊橋市は災害対策本部を設置し、国道42号から外海側へ下りる道路計17か所を通行止めにしています。
注意報が解除されるまで、表浜海岸、港、防波堤、河口には近づかないでください。
この記事の要点Q&A
Q1. 豊橋・東三河に津波注意報は出ていますか。
愛知県外海に津波注意報が出ています。豊橋市と田原市の太平洋沿岸地区では避難指示が出ています。
Q2. 豊橋市ではどのような対応が取られていますか。
豊橋市は災害対策本部を設置し、国道42号から外海側へ下りる道路計17か所を通行止めにしています。
Q3. 東三河で特に近づいてはいけない場所はどこですか。
表浜海岸、太平洋側の港、河口、防波堤、伊良湖方面、赤羽根周辺など、外海に面した場所です。
Q4. 津波が1m程度なら安全ですか。
安全ではありません。1mの津波でも人が流され、車や小型船が動く危険があります。
Q5. いつ海岸に戻ってよいですか。
津波注意報が解除されるまで戻らないでください。到達予想時刻を過ぎても、後から高い波が来る場合があります。

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