週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田
78歳の母親が質店に持ち込んだのは、本物ではなく偽物のエルメスだった疑いがある。
東京・江戸川区の質店で、高級ブランド「エルメス」の偽物バッグを本物と偽って質入れし、現金約1400万円をだまし取ったとして、警視庁は佐藤孝子容疑者(78)と、娘の渡辺久乃容疑者(44)を詐欺などの疑いで逮捕した。
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逮捕容疑は2024年7月ごろ、江戸川区内の質店にエルメス製とするバッグ計8点を預け入れ、現金を受け取った疑い。捜査関係者によると、渡辺容疑者が主に中国などからバッグを仕入れ、佐藤容疑者が店頭に持ち込んで現金化する役割だったとみられている。警視庁は、親子間でどのような認識共有があったのかも含めて調べている。
発覚のきっかけは、質店側の不審感だった。男性店長が持ち込まれたバッグに不自然な点があると感じ、警視庁に相談したことで捜査が進んだ。高級バッグは1点ごとの査定額が大きく、鑑定を誤れば店舗側の被害は一気に膨らむ。今回の事件は、質店の現場判断が被害拡大を防ぐ重要な入口になることを示した。
警視庁は、2人が都内の複数の質店で同様の手口を重ねていた可能性があるとみており、被害総額は1億円規模に上る恐れもある。一方、2人はいずれも「納得いきません」などと容疑を否認しているという。現時点では逮捕段階であり、今後の捜査で事実関係が精査される。
中古ブランド市場では、高額品を現金化しやすい一方、精巧な偽物の持ち込みが店舗側のリスクになっている。警視庁は今後、バッグの入手ルート、現金の流れ、余罪の有無を詳しく調べる方針だ。
偽物エルメス母娘逮捕事件の要点Q&A
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もう偽物でええやんってなっちゃうぞコレ