週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田
SNSのDMで急に距離を詰めてくる相手。
その「優しい言葉」が、現金184万円の被害につながった。
神奈川県警は18日、SNS型特殊詐欺で現金を受け取る「受け子」役を担ったとして、池澤敦美容疑者(65)を詐欺の疑いで逮捕した。被害に遭ったのは神奈川県鎌倉市に住む50代女性。去年7月から8月ごろ、現金書留で184万円を送ったとされる。
女性は、趣味の話題を通じてSNSで「元アメリカ軍人」を名乗る人物と知り合った。相手は日本での生活を望んでいるように装い、「頼れる人がいない」「荷物を受け取ってほしい」と持ちかけたという。
そこから話は一気に変わる。
今度は「輸送会社の職員」を名乗る人物が現れ、「税金」「手数料」などの名目で支払いを要求。女性は現金を送ってしまった。
これは、若者世代にも無関係ではない。TikTok、Instagram、X、マッチングアプリなど、日常的に使うSNSほど、知らない相手との距離が一気に縮まりやすい。
注意すべきサインは明確だ。
「海外にいる」
「日本で暮らしたい」
「荷物を受け取って」
「手数料だけ立て替えて」
「あとで必ず返す」
この流れが出たら、恋愛でも友情でもなく、詐欺を疑うべき段階に入っている。
県警は池澤容疑者が詐欺グループの受け子役だったとみて、背後の指示役や共犯者、金の流れを調べている。SNSで始まる詐欺は、もはや高齢者だけの問題ではない。スマホを持つ全世代が、狙われる側にいる。
編集部まとめ
神奈川県警は、SNS型特殊詐欺で50代女性から現金184万円をだまし取った疑いで65歳女を逮捕した。被害女性はSNSで「元アメリカ軍人」を名乗る人物と知り合い、荷物の受け取りや手数料名目で現金を送ったとされる。SNSで急に親密になる相手から金銭や荷物の話が出た場合、詐欺を疑う必要がある。
SNS型詐欺184万円被害の要点Q&A
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