秋田県立羽後高校で、野球部長を務める50代の男性教諭が、授業中の態度について指導していた生徒に体罰を行ったとして、日本学生野球協会から1カ月の謹慎処分を受けたことが分かった。
体罰を受けたのは野球部員ではなく、教諭が担当する一般の生徒だった。生徒にけがはなかったという。
職員室で指導中、生徒の頬を左手で押す
学校によると、事案が発生したのは6月19日。
男性教諭は職員室で、生徒に授業中の態度について指導していた。その際、左手で生徒の右頬を押す行為に及んだという。
生徒にけがは確認されていない。
事案から3日後の6月22日、生徒がクラス担任に報告したことで発覚した。
学校が高野連を通じて報告
学校は事実関係を確認したうえで、秋田県高校野球連盟を通じ、日本学生野球協会に事案を報告した。
同協会は7月17日に審議を行い、教諭の行為を体罰と認定。7月8日から8月7日までの1カ月間、謹慎とする処分を決めた。
男性教諭は羽後高校野球部の部長を務めており、処分期間中は野球部に関する活動から離れることになる。
教諭「申し訳ないことをした」
男性教諭は学校の聞き取りに対し、「申し訳ないことをした」と話し、反省の意を示しているという。
羽後高校の田中剛教頭は、「あってはならないことであり、再発防止に向けて指導を徹底していく」とコメントした。
学校は今後、教職員への指導を改めて行い、同様の事案を防ぐための対応を進めるとしている。
野球部外の行為でも学生野球協会が処分
今回、体罰を受けた生徒は野球部員ではなく、行為も野球部の活動中に起きたものではなかった。
一方、男性教諭が高校野球部の部長という立場にあることから、学校は学生野球の適正な運営に関わる事案として関係機関に報告したとみられる。
指導の場であっても、生徒の身体に対する不適切な行為は認められない。学校側には、事案の検証と再発防止策を具体的に進めることが求められる。
編集部まとめ
羽後高校では、野球部長を務める50代の男性教諭が、授業態度を指導していた生徒の頬を押した行為について、体罰と認定された。
生徒にけがはなかったものの、教育現場における身体的な行為は、生徒との信頼関係を損なう重大な問題となる。
学校には、教諭個人への指導にとどまらず、指導方法や相談体制を改めて点検し、再発防止を実効性のある形で進めることが求められる。
週刊TAKAPI編集部/松本
特記事項
本記事は学校側の説明および関係機関による処分内容を基に構成しています。生徒の特定につながる氏名、学年、所属などは掲載していません。処分は日本学生野球協会による学生野球上の措置であり、学校または秋田県教育委員会による別の処分の有無については、現時点で明らかになっていません。
一般生徒への行為を体罰と認定
秋田県立羽後高校の野球部長を務める50代の男性教諭が、職員室で生徒の授業態度を指導していた際、右頬を左手で押しました。生徒にけがはありませんでしたが、日本学生野球協会はこの行為を体罰と認定し、教諭を1カ月の謹慎処分としました。学校は事案を重く受け止め、再発防止に向けた指導を進めるとしています。
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