厳しい暑さが続く中、名古屋市では24日午後2時までに、熱中症の疑いで19人が救急搬送されました。
搬送者の中には、エアコンを使用した屋内で部活動をしていた13歳の女子中学生も含まれています。豊橋市をはじめとする東三河でも35度前後まで気温が上がる日が続いており、屋外だけでなく屋内でも警戒が必要です。
エアコンを入れた屋内でも中学生が体調不良
名古屋市消防局などによると、24日午前10時ごろ、名古屋市緑区内の中学校で、屋内の部活動に参加していた13歳の女子生徒が体調不良を訴えました。
女子生徒は熱中症の疑いで病院へ搬送され、症状は軽いということです。
名古屋市立の小中学校などには、24日までの3日間、空調設備のない場所での部活動を中止するよう通知が出されていました。女子生徒が参加していた部活動は、エアコンを使用した屋内で行われていました。
冷房が入っている環境でも、運動量や室温、湿度、水分補給の状況によっては熱中症になる可能性があります。
96歳男性も共同住宅の廊下で倒れる
同じ午前10時ごろには、名古屋市千種区内の共同住宅の廊下で、96歳の男性が動けない状態で倒れているのが見つかりました。
男性も熱中症の疑いで搬送され、症状は軽いということです。
名古屋市内で24日午後2時までに熱中症の疑いで搬送されたのは19人で、このうち5人が中等症、14人が軽症でした。
東三河でも屋内だからと油断しないで
豊橋市をはじめとする東三河地域でも、日中の気温が35度前後まで上がる厳しい暑さが続いています。
熱中症は、炎天下の屋外だけで起きるものではありません。風通しの悪い部屋、学校の体育館、住宅の廊下、冷房が十分に効いていない場所などでも発症するおそれがあります。
特に高齢者や子どもは、暑さや喉の渇きを感じにくいことがあります。本人が「大丈夫」と話していても、顔色や受け答え、歩き方に異変がないか、周囲が注意して見ることが重要です。
頭痛や吐き気、反応の鈍さは危険なサイン
熱中症が疑われる主な症状には、めまい、立ちくらみ、大量の汗、筋肉のけいれん、頭痛、吐き気、強いだるさなどがあります。
呼びかけへの反応が鈍い、自力で水分を取れない、まっすぐ歩けないといった症状がある場合は、重症化している可能性があります。涼しい場所へ移動させ、衣服を緩め、首や脇の下、脚の付け根などを冷やしたうえで、迷わず救急要請してください。
意識がはっきりしない人に、無理に水を飲ませるのは危険です。
冷房と水分補給を「体調が悪くなる前」に
熱中症対策で大切なのは、異変が出てから対応するのではなく、体調を崩す前に暑さを避けることです。
室内ではエアコンや扇風機を適切に使い、喉が渇く前から水分を取ってください。大量に汗をかいた場合は、水分だけでなく塩分も補う必要があります。
屋外での運動や長時間の作業はできる限り避け、やむを得ず外出する場合は、日陰で休憩する時間をあらかじめ確保してください。
睡眠不足、二日酔い、発熱、食欲不振などがある日は、普段よりも熱中症の危険が高まります。無理に予定を続けず、早めに休む判断が必要です。
編集部まとめ
今回、エアコンを使用した屋内で活動していた中学生が搬送されたことは、「室内なら安全」とは言い切れない現実を示しています。
東三河でも危険な暑さが続いています。部活動や仕事、買い物などを予定どおり続けることより、命を守るために中止や延期を選ぶことが優先されます。
高齢者や子どもがいる家庭では、本人任せにせず、室温、水分摂取、体調をこまめに確認してください。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項:本記事は、名古屋市内で発生した熱中症搬送の状況を基に、豊橋市を含む東三河地域へ注意を呼びかける報道・生活情報として構成しています。
冷房のある屋内でも油断できない猛暑
名古屋市では、屋内で部活動をしていた中学生を含む19人が熱中症の疑いで搬送されました。冷房が入っている場所でも、運動量、湿度、水分不足が重なると発症する可能性があります。豊橋市など東三河でも厳しい暑さが続いており、子どもや高齢者を中心に、周囲が早めに異変へ気づくことが重要です。
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