岐阜県警岐阜南警察署の留置施設で8月7日、起訴され勾留中だった57歳の男性が体調不良を訴えた後に容体が急変し、搬送先の病院で死亡しました。
男性は同日朝、37.8度の発熱が確認され、午後から医療機関を受診する予定でしたが、その後、大きないびきをかき、署員の呼びかけに応じなくなったということです。
医師は病死との見方を示しており、警察は司法解剖を行って詳しい死因を調べる方針です。
午前7時半ごろに体調不良 検温で37.8度
警察によると、男性は8月7日午前7時半ごろ、岐阜南署の留置施設内で体調不良を訴えました。
署員が検温したところ、体温は37.8度でした。
警察は男性を医療機関で受診させるための手続きを進め、病院側が受け入れ可能となる午後から診察を受ける予定だったということです。
大きないびき、呼びかけにも反応せず 午後に容体急変
その後、男性の状態が急変しました。
ご提示の報道内容によると、男性は大きないびきをかくようになり、署員が呼びかけても応じない状態になったということです。
男性は意識がもうろうとした状態で救急搬送され、午後2時すぎに死亡が確認されました。
朝に体調不良を訴えてから、死亡が確認されるまで半日足らずでした。
2日前の定期健康診断では「異常なし」
男性は死亡する2日前の8月5日、留置施設で行われた定期健康診断を受けていました。
ご提示の報道内容によると、この健康診断では異常は確認されていなかったということです。
その後、7日朝になって体調不良を訴え、発熱が確認されました。
警察庁は留置施設において被留置者の健康に配慮した処遇を行い、定期的な健康診断を実施する運用を示しています。
医師は病死との見方 司法解剖で詳しい死因を調査へ
男性を診た医師は病死との見方を示しているということです。
一方、男性が死亡した直接的な原因は現時点で特定されていません。
警察は司法解剖を行い、発熱や急激な容体悪化を含め、死亡に至った詳しい原因を調べる方針です。
詐欺事件で起訴され勾留中
死亡した男性は詐欺事件をめぐって岐阜県警に逮捕され、その後、起訴されて岐阜南署の留置施設に勾留されていました。
起訴は有罪判決の確定を意味するものではなく、刑事責任については推定無罪の原則に配慮する必要があります。
岐阜南署、留置施設での管理状況を確認
岐阜南署は、男性が体調不良を訴えてから救急搬送されるまでの対応を含め、留置施設での管理状況について確認を進めています。
棚橋大輔副署長は、男性の死亡について哀悼の意を示しています。
現時点では、37.8度の発熱の原因や、容体が急変した医学的な理由、留置施設での対応と男性の死亡との因果関係は明らかになっていません。
司法解剖による死因の特定と、男性の体調変化に対してどのような対応が行われていたのかが今後の確認点となります。
編集部まとめ
岐阜南署の留置施設で8月7日、起訴勾留中だった57歳の男性が死亡しました。
男性は2日前の定期健康診断では異常が確認されていませんでしたが、7日朝に37.8度の発熱が確認され、その後、容体が急変しました。
警察は司法解剖によって詳しい死因を特定するとともに、留置中の管理状況について確認を進めています。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項:2026年8月8日時点で確認された公表・報道内容を基に、事実関係を独自に整理して構成しています。死因、発熱の原因、管理態勢上の問題の有無、死亡との因果関係について、確認されていない事項は推測していません。
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