【兵庫・明石】「懲らしめてやろうと思った」市職員が市民装い架空の苦情電話か 50代男性を停職3カ月、係長級職員も降格

兵庫県明石市の50代男性職員が市民を装って同僚への架空の苦情電話をかけたとして停職3カ月の懲戒処分を受けたことを伝える週刊TAKAPIの報道用アイキャッチ

兵庫県明石市は2026年8月14日、勤務時間中に市民を装い、同僚職員への架空の苦情を市役所に電話したとして、環境産業局に勤務する50代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分としたと発表しました。

男性職員は5月と7月、匿名で市役所に電話をかけ、同僚について「上から目線で横柄だ」「対応に不快な思いをした」などと、実際には受けていない市民対応を装って苦情を申し立てたとされています。

市の調査に対し、男性職員は「市民に対して横柄な対応をとっていたので、懲らしめてやろうと思って通報した」と説明しています。

同じ環境産業局の50代係長級男性職員も、架空の苦情をあおり、事実を把握しながら上司への報告を怠ったとして、主任級への降格と1カ月の減給処分を受けました。

市民を装い「上から目線」「不快な思いをした」と架空の苦情

明石市によると、50代男性職員は2026年5月と7月の2回、勤務時間中に市民を装って市役所へ匿名電話をかけました。

電話では、同僚職員について「上から目線で横柄だ」「対応に不快な思いをした」などと申し立てたとされています。

しかし、これらは実際の市民対応に基づく苦情ではなく、男性職員が作り上げた架空の内容だったということです。

男性職員は、市民に対する同僚の態度が横柄だと感じていたとして、相手を「懲らしめてやろうと思った」と説明しています。

苦情を受けて指導された同僚が不審に 電話番号から発覚

架空の苦情は、対象となった同僚職員が上司から指導を受けたことで動き出しました。

指導を受けた同僚は、苦情の内容に不審な点があるとして上司に相談。

その後、市が電話番号の記録を確認したところ、苦情電話に使われた番号が男性職員の番号と一致したことで発覚したということです。

市は関係者への聞き取りなどを進め、一連の行為を確認しました。

50代男性職員を停職3カ月 「自分のせいなので仕方ない」

明石市は8月14日、架空の苦情電話をかけた50代男性職員を停職3カ月の懲戒処分としました。

男性職員は処分について、

「自分のせいなので仕方ないと思う」

と話しているということです。

また、架空の苦情を入れた理由については、

「市民に対して横柄な対応をとっていたので、懲らしめてやろうと思って通報した」

と説明しています。

係長級職員も降格+減給 架空の苦情を把握しながら報告せず

今回の処分は1人だけではありません。

同じ環境産業局に勤務する50代の係長級男性職員についても、架空の苦情をあおったうえ、その事実を把握しながら上司への報告を怠ったとして懲戒処分が行われました。

市はこの係長級職員を主任級へ降格させ、さらに1カ月の減給処分としました。

架空の苦情を実行した職員だけでなく、それをあおり、把握後も報告しなかった職員にも処分が及んだ形です。

明石市「程度の低い話」 信用失墜として重く受け止め

明石市は今回の事案について、

「程度の低い話で、市の信用を失墜するものとして非常に重く受け止めております」

としています。

市は、職員が市民を装って虚偽の苦情を申し立て、別の職員への指導につながったことを問題視し、懲戒処分を決定しました。

編集部まとめ

明石市は8月14日、市民を装って同僚への架空の苦情電話をかけたとして、環境産業局の50代男性職員を停職3カ月の懲戒処分としました。

男性職員は5月と7月、「上から目線で横柄だ」などと同僚への虚偽の苦情を匿名で申し立て、市の調査に「懲らしめてやろうと思った」と説明しています。同じ環境産業局の50代係長級職員も、架空の苦情をあおりながら報告を怠ったとして、主任級への降格と1カ月の減給処分を受けました。

週刊TAKAPI編集部/成田(デスク)

特記事項

本記事は明石市が公表した懲戒処分の内容を基に構成しています。架空の苦情を受けた同僚職員について、実際に市民対応上の問題があったと認定されたものではありません。

Q明石市の50代男性職員は何をしたとされていますか?
A2026年5月と7月、勤務時間中に市民を装って市役所へ匿名で電話をかけ、同僚職員について架空の苦情を申し立てたとされています。
Qどのような苦情を入れたのですか?
A同僚について「上から目線で横柄だ」「対応に不快な思いをした」などと申し立てましたが、実際の市民対応に基づくものではなかったとされています。
Qなぜ架空の苦情電話をかけたのですか?
A男性職員は、市民に対する同僚の対応が横柄だと感じ、「懲らしめてやろうと思った」と説明しています。
Q架空の苦情はどのように発覚しましたか?
A苦情を受けて指導された同僚が不審に思い上司へ相談し、電話番号の記録を調べたところ、男性職員の番号と一致したことで判明したとされています。
Qほかの職員も処分されていますか?
A同じ環境産業局の50代係長級男性職員も、架空の苦情をあおり、把握しながら上司への報告を怠ったとして、主任級への降格と1カ月の減給処分を受けました。

情報提供募集

各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認のうえ、取材・報道の参考とさせていただきます。

リアルタイム
サイト訪問者数
43

コメント

0件

まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。

コメントを投稿する

名前は空欄でも投稿できます。その場合は「匿名」と表示されます。