Instagramの融資話で94万6000円詐取か 大阪市の59歳男を逮捕、6年前の事件 三重・津署

Instagramの融資話を巡り手付金などの名目で94万6000円を詐取した疑いで59歳男が逮捕された事件を伝える画像

三重県警津署は2026年8月12日、融資の手付金などの名目で津市の男性から現金94万6000円をだまし取ったとして、大阪市西成区に住む無職の阿部健二容疑者(59)を詐欺の疑いで逮捕しました。

阿部容疑者は調べに対し、「記憶になく、なんとも答えようがない」と容疑を否認しています。

「ブラックリストだが融資してほしい」とDM

警察によると、事件があったのは2020年1月30日から2月11日までの間です。

当時20代だった津市の男性がInstagramを通じ、阿部容疑者側へ「ブラックリストに載っていますが、融資してくれませんか」などとメッセージを送信しました。

阿部容疑者はこれに乗じ、融資に必要な「手付金」や「保証人準備金」などの名目で送金を要求。自身が管理する口座へ、男性から現金計94万6000円を振り込ませた疑いが持たれています。

実際に融資が行われたかや、男性が何回に分けて送金したかなどの詳細は明らかにされていません。

別の詐欺事件で所在判明、約6年後の逮捕へ

事件発生から今回の逮捕までは、約6年が経過しています。

阿部容疑者は別の詐欺事件を巡って高知県警に逮捕されており、その過程で所在が判明したことが今回の逮捕につながったとされています。

津署は、男性とのやり取りや振込先口座の記録などを調べ、事件の全容解明を進める方針です。ほかに同様の被害があるかについては、現時点で公表されていません。

融資前の「手付金」「保証金」は要注意

今回の事件で注目されるのは、融資を受ける側の男性が、現金を借りる前に94万円を超える金銭を支払っていた点です。

公的機関は、SNS上の個人間融資について、「支払い能力の確認」「利息の先払い」「保証金」などを理由に送金を求められ、その後相手と連絡が取れなくなる事例があると注意を呼びかけています。

正規の貸金業者には登録が必要です。SNSで知り合った相手から融資前の送金を求められた場合は、その場で振り込まず、業者の登録状況を確認する必要があります。

すでに送金した場合は、警察と振込先の金融機関へ速やかに連絡することが重要です。やり取りしたメッセージ、相手のアカウント、振込明細なども削除せず保存しておく必要があります。

編集部まとめ

今回の事件は、借り手側から送ったSNSのメッセージをきっかけに、融資前の手付金や保証人準備金を要求されたとされる点が特徴です。

資金繰りに困っている状況では、通常なら不自然に見える先払いの要求にも応じてしまう危険があります。「融資するために先に金が必要」と告げられた時点で送金を止め、第三者や公的窓口へ相談することが被害防止につながります。

阿部容疑者は容疑を否認しており、逮捕段階で有罪が確定したわけではありません。今後の捜査では、約6年前のやり取りや口座記録をどこまで裏付けられるかが焦点となります。

週刊TAKAPI編集部・一条

特記事項

本記事は2026年8月15日時点の警察発表などに基づいています。逮捕は有罪を意味するものではなく、阿部健二容疑者は「記憶になく、なんとも答えようがない」と容疑を否認しています。送金回数や約6年間の詳しい捜査経過は公表されていません。

今回の逮捕で分かったこと

  • 逮捕日:2026年8月12日
  • 逮捕容疑:詐欺
  • 逮捕された人物:大阪市西成区の無職・阿部健二容疑者(59)
  • 被害者:事件当時20代だった津市の男性
  • 被害額:94万6000円
  • 発生期間:2020年1月30日から2月11日
  • 接点:Instagramのメッセージ
  • 送金名目:融資の手付金、保証人準備金
  • 認否:「記憶になく、なんとも答えようがない」と否認
  • 逮捕に至った背景:別の詐欺事件で身柄を確保され、所在が判明したとされる

事件発生から逮捕まで

2020年1月30日ごろ、津市の男性がInstagramで融資を求めるメッセージを送りました。警察は、阿部容疑者がこれに乗じ、手付金や保証人準備金として送金を要求したとみています。

男性は同年2月11日までに、阿部容疑者が管理する口座へ計94万6000円を振り込んだとされています。

その後、阿部容疑者が別の詐欺事件で逮捕されていることが判明し、津署は2026年8月12日、今回の事件について逮捕しました。

今後の捜査で焦点となる点

捜査では、Instagram上でどのような融資条件が提示されたのか、手付金や保証人準備金を要求した具体的な経緯、口座への入金記録などが焦点となります。

同様の被害や共犯者の存在については公表されていません。阿部容疑者が容疑を否認しているため、警察が約6年前の通信履歴や金融記録をどこまで裏付けられるかも重要になります。

SNSで融資を求める際の注意点

SNS上で「個人融資」「ブラックでも融資可能」などと持ちかけ、融資前に保証金、手数料、信用確認費用などを要求する手口があります。

正規の貸金業者か確認できない相手から先払いを求められた場合は、送金を中止する必要があります。すでに振り込んだ場合は、メッセージ、アカウント情報、振込明細などを保存し、警察と振込先の金融機関へ速やかに相談してください。

Q逮捕されたのは誰ですか?
A大阪市西成区に住む無職の阿部健二容疑者(59)です。
Q被害額はいくらですか?
A警察発表では計94万6000円です。
Qどのような名目で送金させた疑いがありますか?
A融資に必要な手付金や保証人準備金などの名目とされています。
Qなぜ約6年後の逮捕になったのですか?
A阿部容疑者が別の詐欺事件で逮捕され、所在が判明したことが今回の逮捕につながったとされています。詳しい捜査経過は公表されていません。
Q阿部容疑者は容疑を認めていますか?
A「記憶になく、なんとも答えようがない」と話し、容疑を否認しています。

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