【奈良】「焼肉まるちゅう」でカンピロバクター食中毒 20代男女5人発症、4日間営業停止

奈良市の焼肉まるちゅうでカンピロバクター食中毒が発生し20代男女5人が発症したニュースのアイキャッチ

奈良市は2026年8月22日、市内杉ヶ町の焼き肉店「焼肉まるちゅう」でカンピロバクターによる食中毒が発生したと発表した。市は同店を22日から25日までの4日間、営業停止処分とした。

市保健所によると、8月17日、市民から「10日に奈良市内の飲食店を11人で利用し、5人が体調不良になった」と連絡があった。

調査の結果、11人は8月10日に「焼肉まるちゅう」を利用。このうち20代の男女5人が下痢や発熱などを発症し、4人が医療機関を受診、1人が入院した。

患者らは牛ユッケ、牛レバー、牛ハラミ刺などを食べていたという。

患者の便からカンピロバクター検出

市保健所は、発症者に共通する食事が同店で提供されたもの以外に確認されなかったことや、発症状況が類似していること、患者の便からカンピロバクターが検出されたことなどから、同店の食事を原因とする食中毒と判断した。

一方、提供された牛ユッケ、牛レバー、牛ハラミ刺などのうち、どの料理が直接の原因だったのかは現時点で特定されていない。

入院した1人を含め、症状が出た5人はいずれも快方に向かっているという。

牛レバーの提供方法など3項目を指導

奈良市は営業停止処分とあわせ、店側に対し、加熱不十分な牛レバーの提供を直ちに取りやめるよう指導した。

さらに、生食用食肉の規格基準を満たしていない牛肉を提供しないこと、食品を衛生的に取り扱い、施設の清掃・消毒を徹底することも求めている。

今回の行政指導では、単に営業を停止させるだけでなく、食肉の提供方法そのものについて改善を求めた形となった。

編集部まとめ

11人で店を利用したグループのうち5人が発症し、患者の便からカンピロバクターが検出された。

奈良市は4日間の営業停止とともに、牛レバーや生食用食肉の取り扱いについて具体的な改善を指導している。

週刊TAKAPI編集部/松本

特記事項

この記事は2026年8月22日に奈良市が公表した食中毒情報などを基に構成した。

「焼肉まるちゅう」は行政処分を受けた店舗として店名を掲載している。

牛ユッケ、牛レバー、牛ハラミ刺などが提供されていたことは確認されているが、個別の料理のうちどれがカンピロバクターに汚染されていたのかは特定されていないため、特定の料理を原因食品とは断定していない。

奈良市「焼肉まるちゅう」の食中毒で分かっていること

8月10日に11人のグループが「焼肉まるちゅう」を利用し、20代男女5人が下痢や発熱などを発症した。

患者の便からカンピロバクターが検出され、奈良市は店で提供された食事による食中毒と判断。店舗を8月22日から25日まで4日間の営業停止処分とした。

Q食中毒が発生した店舗は?
A奈良市杉ヶ町の焼き肉店「焼肉まるちゅう」。
Q何人が発症した?
A11人で店を利用したグループのうち、20代の男女5人が下痢や発熱などを発症した。
Q入院した人はいる?
A4人が医療機関を受診し、このうち1人が入院した。発症者は全員快方に向かっている。
Q原因となった料理は判明している?
A牛ユッケ、牛レバー、牛ハラミ刺などが提供されていたが、どの料理が直接の原因だったのかは現時点で特定されていない。
Q営業停止はいつまで?
A2026年8月22日から25日までの4日間。

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