香川県丸亀市の高校寮で男子生徒42人が発症した集団食中毒について、香川県は原因施設を「マサキフーズ」とし、9月16日から18日まで3日間の営業停止処分とした。
営業者は、一般報道で名称が伝えられていたマサキ工業有限会社。県の9月16日付資料「食中毒が発生しました!」では、施設名と営業者名がそれぞれ区別して記載されている。
患者の便からウエルシュ菌が検出されているが、具体的な原因食品は引き続き調査中。県が公表した13日の夕食メニューも判明したが、特定の料理が原因と確定したわけではない。
68人が食事、男子生徒42人が発症
香川県によると、寮で提供された食事を食べた男子生徒は68人。
このうち42人が、9月12日午前6時30分ごろから14日午後3時45分ごろまでに、下痢や腹痛などの症状を訴えた。
14日午後4時50分ごろ、丸亀市内の医療機関から中讃保健所へ連絡があり、調査が始まった。
症状が出た生徒は全員、快方に向かっているとされる。
なお、県の公表資料や今回確認した公開情報では学校名・寮名は明らかにされていないため、本記事でも掲載していない。
患者便からウエルシュ菌 食品なども検査
県は、患者の共通食が施設で調理された食事に限られていたことや、患者の便からウエルシュ菌が検出されたこと、症状が同菌による食中毒と一致したことなどから、集団食中毒と断定した。
県の9月16日付公表資料では、患者便42検体のほか、従業員便、食品残品、使用水、調理器具などの拭き取りについても検査対象としている。
ただし、食品や調理環境からウエルシュ菌が検出されたとの結果は、現時点では公表されていない。
患者の便から菌が検出されたことと、特定の食品から菌が検出されたことは別であり、原因食品はまだ特定されていない。
13日夕食は4品 原因料理とは断定できず
県が公表した9月13日の夕食は、
- ご飯
- みそ汁
- 豚みそマヨ炒め
- かぼちゃのいとこ煮
だった。
ただし、これは当日に提供されたメニューとして公表されたもので、県は原因食品を「調査中」としている。
このため、豚みそマヨ炒めや、かぼちゃのいとこ煮など、個別の料理を原因とすることはできない。
9月18日時点、原因食品の追加発表なし
香川県の公表情報を9月18日時点で確認したところ、本件について9月16日付発表以降、原因食品の特定を示す追加リリースは確認できていない。
今後は、食品残品や調理環境の検査結果、具体的な原因食品、調理・保存工程などの確認が焦点となる。
編集部まとめ
丸亀市の高校寮で男子生徒42人が発症した集団食中毒で、原因施設は「マサキフーズ」、営業者はマサキ工業有限会社と公表された。
3日間の営業停止処分が行われたが、具体的な原因食品は9月18日時点でも調査中となっている。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
本記事は、香川県健康福祉部生活衛生課が2026年9月16日に公表した「食中毒が発生しました!」および同資料に基づき、既報を更新した続報です。
県公式資料では、施設名を「マサキフーズ」、営業者を「マサキ工業有限会社」と記載しています。
患者の便からウエルシュ菌が検出されていますが、具体的な原因食品は現時点で特定されていません。9月13日の夕食メニューも公表されていますが、各料理を原因とはしていません。
学校名・寮名は公表情報で確認できないため掲載していません。
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