名古屋市瑞穂区の地下鉄新瑞橋駅で、熱中症の疑いで倒れていた68歳の女性を救助したとして、高校1年生の木村美愛琉さん(16)と中学3年生の安藤結優姫さん(14)が8月28日、瑞穂警察署から感謝状を受け取った。
救助が行われたのは7月25日。駅構内で男性が叫んでいるのを聞いた2人が駆けつけると、エレベーター内で女性が倒れていた。2人はすぐに救急車と警察へ連絡し、女性は病院に搬送された。女性は熱中症の疑いがあったものの、その後回復し、命に別状はなかった。
「男性が叫んでいる」 2人がエレベーターへ
当時、高校1年生の木村さんと中学3年生の安藤さんは、新瑞橋駅で男性が叫んでいるのを聞いた。
木村さんは、現場へ向かうとエレベーター内で女性が倒れていたため、救急車と警察へ連絡したと説明している。
安藤さんも、状況を見てまず通報することを優先したと振り返った。
2人の対応によって女性は速やかに医療機関へ搬送され、その後回復した。
68歳女性は熱中症の疑い 命に別状なし
救助された女性は68歳で、熱中症の疑いがあったという。
駅のエレベーター内で倒れていた詳しい経緯や、発見時の体温、意識状態などは明らかにされていないが、病院への搬送後に回復し、命に別状はなかった。
今回の事案では、倒れている人を発見した2人が、その場で無理に対処を続けるのではなく、救急と警察への連絡を速やかに行ったことが救護につながった。
瑞穂警察署が8月28日に感謝状
2人には8月28日、瑞穂警察署から感謝状が贈られた。
愛知県警によると、瑞穂警察署は名古屋市瑞穂区を管轄している。
安藤さんは表彰を受け、「人を助けるのは当たり前なので、当たり前のことができたと思った」と話した。
木村さんも「困っている人がいたら、これからも助けようと思う」と語っている。
編集部まとめ
今回の表彰で注目されるのは、2人が特別な救命技術を持っていたことではなく、異変に気づいた直後に現場へ向かい、救急と警察へつないだことだ。
駅や商業施設など人の多い場所でも、体調不良者への対応が遅れることはある。今回のように、まず周囲へ助けを求め、119番通報につなげる判断そのものが救命行動になる。
週刊TAKAPI 編集部/一条
特記事項
本記事は、8月28日に報じられた瑞穂警察署による感謝状贈呈と、7月25日の新瑞橋駅での救助事案を基に構成しています。
救助された女性は熱中症の「疑い」とされており、詳細な診断名までは公表されていません。
また、木村美愛琉さん、安藤結優姫さんはいずれも未成年ですが、今回の感謝状贈呈に伴い、氏名・年齢・学校区分が報道上公表されています。本記事では公表済みの範囲に限定して記載しています。
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