山口県美祢市伊佐町伊佐の和菓子店「斉藤製菓」の店舗兼住宅で、店主の斉藤一正さん(80)が死亡し、70代の妻も重傷を負っているのが見つかった事件で、山口県警は司法解剖の結果などから殺人事件と断定し、約100人態勢で捜査している。
斉藤さんの死因は、頭部を鈍器のようなもので強く殴られたことによる出血性のショックとされ、頭には複数の傷が確認された。妻も頭蓋骨を骨折する重傷を負っているが、命に別条はない。凶器は見つかっていない。
長男が店舗兼住宅を訪れ、夫婦を発見
県警の発表内容を伝える当日報道によると、事件が発覚したのは28日午後5時55分ごろ。
近くに住む長男が、新聞が取り込まれていないことを不審に思って店舗兼住宅を訪れたところ、斉藤さんと70代の妻が頭から血を流して倒れているのを見つけ、110番通報した。
斉藤さんはその場で死亡が確認された。妻は病院に搬送され、頭蓋骨を骨折する重傷と診断された。
別の警察発表ベースの報道では、2人は建物2階の住居部分で倒れていたとされている。
司法解剖で殺人事件と断定
県警は30日、斉藤さんの司法解剖を実施した。
その結果、死因は頭部を鈍器のようなもので強打されたことに伴うショック死と判明。頭部には殴打されたとみられる傷が複数あり、県警は殺人事件と断定した。
妻も頭部に大けがを負っていることから、県警は夫婦が同じ事件で襲われたとみて詳しい状況を調べている。
凶器見つからず 顔見知り以外の犯行も視野
30日時点で、犯行に使用されたとみられる凶器は見つかっていない。
また、県警によると、斉藤さん夫婦の周辺で目立ったトラブルは確認されていない。このため警察は、顔見知りではない人物による犯行の可能性も視野に捜査を進めている。
ただし、これは現段階の捜査方針の一つで、犯人と夫婦との関係や動機が判明したわけではない。
約100人態勢 犯人や動機は不明
県警は約100人態勢で事件の捜査に当たっている。
30日夜時点で容疑者逮捕の発表はなく、犯人の人数や動機、詳しい犯行時刻などは明らかになっていない。
現場は美祢市伊佐町伊佐の住宅地にある店舗兼住宅。地域で営業していた店で起きた殺人事件として、警察が犯人の特定を急いでいる。
編集部まとめ
美祢市の和菓子店「斉藤製菓」の店舗兼住宅で、店主の斉藤一正さん(80)が死亡し、70代の妻も重傷を負った事件について、山口県警は司法解剖の結果などから殺人事件と断定した。
斉藤さんは頭部を鈍器のようなもので複数回殴られたとみられ、妻も頭蓋骨を骨折している。凶器は見つかっておらず、県警は約100人態勢で捜査している。
現時点では犯人、動機、犯行時刻などは明らかになっていない。夫婦の周辺で目立ったトラブルが確認されていないことから、警察は顔見知りではない人物による犯行も視野に調べている。
週刊TAKAPI 編集部/成田
特記事項
本記事は山口県警の発表内容を伝える複数の当日報道をもとに構成しています。県警発表の原文は確認できていないため、犯人、動機、犯行時刻など捜査中の情報は推測せず、確認された内容に限定して記載しています。
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