大阪府貝塚市の市立中学校で9月16日午後、スプレーのようなものが噴射され、生徒ら24人が病院に搬送された。いずれも軽症とみられている。
警察は、中学2年の男子生徒(14)を傷害の疑いで現行犯逮捕した。
校舎2階の廊下で噴射か
事件があったのは、貝塚市加神1丁目の貝塚市立第一中学校。
警察などによると、16日午後3時前、学校関係者から消防に「何者かがスプレーのようなものを散布し、15人ほど負傷している」との通報があった。
校舎2階の廊下でスプレーのようなものが噴射されたとみられ、生徒ら24人が病院へ搬送された。
搬送された人はいずれも軽症だという。
中学2年の男子生徒を現行犯逮捕
警察は、スプレーのようなものを噴射した疑いで、中学2年の男子生徒を傷害容疑で現行犯逮捕した。
男子生徒は警察の調べに対し、「友達と遊んでいて、遊び半分でスプレーを噴射した」などと話しているという。
警察が、使用されたスプレーの種類や入手経路、噴射に至った詳しい経緯などを調べている。
なお、逮捕は捜査段階の手続きであり、刑事責任の有無が確定したものではない。
同じ日に堺市の高校でもスプレー噴射
大阪府内では同じ16日午前、堺市中区の大阪商業大学堺高校でも、教室内で催涙スプレーが噴射される事件が発生している。
消防などによると、生徒24人がのどの痛みやせきなどの症状を訴え、このうち7人が病院へ搬送された。いずれも軽症とされている。
警察は高校2年の男子生徒を傷害容疑で現行犯逮捕している。
男子生徒は「遊び感覚でスプレーをまいたら大ごとになった」などと話しているという。
16日の大阪府内では、わずか数時間の間に学校内でスプレーが噴射され、多数の生徒が体調不良を訴える事案が相次いだことになる。
現時点で、貝塚市と堺市の2つの事件に関連があるとの情報は確認されていない。
「遊び半分」でも多数が搬送される事態に
今回の貝塚市の事件では、男子生徒が「遊び半分」と説明している一方、結果として24人が医療機関へ搬送される事態となった。
スプレーの成分や噴射量、校舎内でどのように拡散したのかなど、詳しい状況は今後の捜査で明らかになるとみられる。
学校という多数の生徒が生活する閉鎖的な空間では、刺激性のある物質が噴射された場合、直接噴射されていない人にも影響が広がる可能性がある。
警察などが当時の詳しい状況を調べている。
現時点で、貝塚市と堺市で発生した2つの事案に関連があるとの情報は確認されていません。
※逮捕は捜査段階の手続きであり、刑事責任が確定したことを意味するものではありません。
※この記事は2026年9月16日夜時点で確認できた警察・消防への取材を含む報道をもとに構成しています。今後、捜査や学校側の発表などで内容が更新される可能性があります。
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