インフルエンサーとして「ヤマトリノ」の名前で活動する田沢梨乃容疑者(27)が、東京都港区六本木の自宅マンションでコカインを所持したとして、警視庁に現行犯逮捕された。
一緒に逮捕されたのは、交際相手で会社役員の福本康太容疑者(28)。
逮捕容疑となったコカイン約0.4グラムだけではない。
自宅からは別に、コカインとみられる白色粉末が入った袋21袋や、使用器具とみられる複数のストローが押収されたと報じられている。
田沢容疑者は「自宅にあったコカインは2人のものです」「2人で一緒に使っていました」などと容疑を認めている一方、福本容疑者は「自分のものではありません」と否認しているという。
2人の供述は食い違っている。
警視庁は押収物の鑑定を進めるとともに、コカインの入手経路など事件の全容を調べている。
六本木の自宅マンションを捜索
複数の報道によると、2人は9月15日、港区六本木の自宅マンションでコカイン約0.4グラムを所持した疑いが持たれている。
警視庁は今年に入り、田沢容疑者らの薬物使用に関する情報を得て捜査を進めていたとされる。
そして15日、自宅マンションを捜索。
その場でコカインが発見され、2人は現行犯逮捕された。
偶然の職務質問などを端緒にした摘発ではなく、事前に情報を得た警視庁が捜査を進めた末の逮捕だったことになる。
逮捕容疑の0.4グラムとは別に「21袋」
今回の事件で、今後の捜査を考えるうえで重要なのが自宅から押収された物だ。
報道によると、逮捕容疑となったコカイン約0.4グラムとは別に、寝室やリビングなどからコカインとみられる白色粉末が入った袋21袋が見つかった。
さらに、コカインを吸引するために使った可能性があるストローも複数押収され、一部報道では10本ほどとされている。
ただし、「21袋」という数字だけが独り歩きすることには注意が必要だ。
現段階で報じられているのは、あくまで「コカインとみられる白色粉末」だ。
21袋すべてについて、コカインだと鑑定・確認されたとする発表ではない。
また、袋の数だけを根拠として、販売目的だった、第三者に譲渡していたなどと判断することもできない。
現時点で確認されている逮捕容疑と、今後の捜査で明らかになる可能性がある事実は分けて考える必要がある。
「2人で使った」田沢容疑者、交際相手は否認
警視庁の調べに対する2人の説明も一致していない。
田沢容疑者は、
「自宅にあったコカインは2人のものです」
「2人で一緒に使っていました」
などと話し、容疑を認めていると報じられている。
一方、福本容疑者は、
「自分のものではありません」
などと供述し、容疑を否認しているという。
同じ部屋から押収された薬物について、一方が共同所持を認め、もう一方が否定している構図だ。
今後は押収物だけでなく、2人がそれぞれ薬物をどのように認識し、管理していたのかについても捜査が進められるとみられる。
「ヤマトリノ」としてSNSやYouTubeで活動
田沢容疑者は「ヤマトリノ」の名前で活動し、六本木のキャバクラ店勤務やSNSで知られていた。
YouTubeで配信されたキャバクラ嬢のオーディション番組「LAST CALL」にも出演。
SNSを中心に知名度を広げてきた人物だった。
一方で、今回の事件で問われているのはSNS上での知名度ではなく、コカインを所持していたとされる事実関係だ。
捜査の焦点は「21袋」と「入手経路」
今後、事件を見るうえで大きく3つのポイントがある。
第一は、押収された21袋の白色粉末の鑑定結果だ。
第二は、薬物がどこから入手されたのか。
そして第三が、2人の薬物使用や所持の実態がどこまで裏付けられるのかだ。
特に入手経路については、警視庁が供給元や流通経路をどこまでたどれるのかが焦点になる。
今回明らかになったのは、捜査の入口にすぎない可能性もある。
一方で、現段階で入手先や第三者の関与が明らかになったわけではない。今後の警視庁の捜査や処分を待つ必要がある。
「21袋」という数字だけで事件を決めつけない
著名なインフルエンサーの逮捕に加え、「コカイン」「21袋」という強い言葉が並ぶ。
SNSでは、事件の一部分だけが急速に拡散する可能性がある。
しかし、刑事事件の報道で重要なのは、強い数字から結論を先回りしないことだ。
現時点で確認されている逮捕容疑は、コカイン約0.4グラムを所持した疑い。
21袋については内容物の鑑定、薬物の入手経路、使用実態など、まだ捜査で明らかにされるべき部分が残されている。
田沢容疑者と福本容疑者はいずれも逮捕された段階で、刑事責任が確定したわけではない。
週刊TAKAPIでは、押収された白色粉末の鑑定結果や今後の捜査・処分について確認を続ける。
何があった? Q&A
情報提供・相談窓口
各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認し、必要に応じて取材します。情報提供者の秘密は厳守します。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。
この記事のコメント投稿は締め切られています。