韓国の月刊誌「月刊朝鮮」は22日、愛知・名古屋アジア大会に参加している北朝鮮代表団のうち2人が、日本への亡命を希望していると報じた。
報道によると、2人は韓国ではなく日本への亡命を希望し、北朝鮮へ帰国しない意向を示しているという。一方、現時点で2人の氏名や代表団内での立場など具体的な身元は明らかになっておらず、実際の亡命申請に至るかどうかも確認されていない。
「帰国しない意向」情報源は日本側当局者と報道
月刊朝鮮は、日本の内閣情報調査室(CIRO)の関係者を情報源として報道。情報は朝鮮総連内部の日本情報機関への協力者を通じて得られたと伝えている。
ロイターも22日、月刊朝鮮の報道を引用する形で、北朝鮮代表団の2人が日本への亡命を希望していると報じた。
ただし、週刊TAKAPIが22日夜までに確認した範囲では、日本政府から2人の亡命希望を公式に確認する発表は確認できていない。
北朝鮮から約180人が来日
北朝鮮は今回の愛知・名古屋アジア大会に、選手と関係者を合わせて約180人規模の代表団を派遣している。
聯合ニュースによると、競技にはサッカー、重量挙げ、レスリングなど14競技に選手107人が参加。北朝鮮オリンピック委員会委員長を務める金日国体育相も17日、中部国際空港から日本に入国した。
日本政府は北朝鮮国籍者の入国を原則として制限しているが、今回の国際スポーツ大会への参加については特例として入国を認めている。
「亡命」はまだ確認されていない
今回の報道で特に注意が必要なのは、現段階では「亡命が成立した」と確認されたわけではない点だ。
月刊朝鮮自身も、2人が実際に亡命申請に進むかは不明としている。また、2人が選手なのか、役員・関係者なのかについても明らかになっていない。
日本政府や大会組織委員会、北朝鮮側から新たな発表が出れば、事態が大きく動く可能性がある。
週刊TAKAPIでは、日本政府などの公式発表を確認するとともに、愛知・名古屋アジア大会に参加する北朝鮮代表団をめぐる動きを引き続き追う。
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(担当:編集部)

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