広島県警本部庁舎の女性用トイレに正当な理由なく侵入したとして、県警に勤務する30代の男性警察職員が建造物侵入の疑いで書類送検され、減給の懲戒処分を受けていたことが分かった。
県警監察官室によると、男性職員は2026年6月、勤務時間中に県警本部内の女性用トイレへ入った疑いが持たれている。
別の職員が女性用トイレから出てきた男性を目撃したことで発覚した。男性は女性用トイレに入ったことを認め、「女子トイレの中を見たかった」という趣旨の説明をしているとされる。
県警は9月4日、男性を建造物侵入の疑いで書類送検するとともに、減給の懲戒処分とした。
勤務中、県警本部の女性用トイレへ
問題となった行為は6月、広島県警本部の庁舎内で起きた。
男性職員は勤務中、正当な理由なく女性用トイレへ入った疑いが持たれている。
別の職員が女性用トイレから出てくる男性を目撃し、事案が表面化した。
現在確認できる公開情報では、男性の具体的な所属部署や役職、階級などは明らかになっていない。
また、「警察職員」とされているものの、警察官なのか、警察行政などを担当する一般職員なのかも特定されていない。
このため、本稿では「警察職員」と表記する。
「女子トイレの中を見たかった」と説明
男性職員は女性用トイレに入ったことについて認めているとされる。
その理由について、「女子トイレの中を見たかった」という趣旨の説明をしているという。
一方、県警側の説明では、現時点で盗撮やのぞき行為そのものは確認されていない。
このため、男性の説明だけを根拠に「盗撮目的だった」「女性をのぞこうとしていた」などと断定することはできない。
確認されている刑事手続は、女性用トイレに正当な理由なく侵入したとする建造物侵入容疑での書類送検だ。
勤務時間中に業務と無関係なサイト閲覧も確認
県警は女性用トイレへの侵入に加え、男性職員が勤務時間中、スマートフォンを使って業務と関係のないインターネットサイトを閲覧していたことも確認した。
県警は、女性用トイレへの侵入と勤務中の私的なインターネット閲覧を確認し、9月4日付で男性職員を減給処分とした。
ただし、現在確認できる公開情報では、減給の割合や処分期間は明らかになっていない。
また、私的なサイト閲覧の頻度や時間、どのようなサイトを閲覧していたのかについても公表されていない。
9月4日に建造物侵入容疑で書類送検
男性職員は同じ9月4日、建造物侵入の疑いで書類送検された。
懲戒処分と刑事手続は別だ。
減給は県警組織内の服務上の処分で、書類送検は警察が捜査した事件を検察へ送る刑事手続となる。
書類送検されたこと自体は、起訴や有罪を意味しない。
9月25日時点で、起訴・不起訴など検察による処分が決まったとの公表情報は確認できていない。
職種や減給率は未公表
今回の事案では、男性が30代の警察職員であることは明らかになっているものの、具体的な職種は公表されていない。
警察官なのか一般の警察職員なのか、所属部署、役職・階級なども確認できていない。
減給処分についても、具体的な減給率や期間は明らかになっていない。
また、女性用トイレへの侵入が今回確認された1回だけだったのか、過去にも同様の行為があったのかについても公表情報はない。
編集部まとめ
広島県警本部の女性用トイレに勤務中に侵入した疑いで、30代の男性警察職員が建造物侵入容疑で書類送検され、減給処分を受けた。
男性は女性用トイレに入ったことを認め、「女子トイレの中を見たかった」とする趣旨の説明をしているとされる。一方、盗撮やのぞき行為そのものは確認されていない。
県警は勤務中の私的なインターネット閲覧も確認しているが、男性の具体的な職種や減給率・期間などは公表されていない。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
この記事は、2026年9月25日までに確認できた広島県警監察官室への取材を基にした複数の公開情報を照合して構成しています。
男性については「警察職員」とされており、警察官か警察行政職員などの一般職員かは確認できていません。このため、本稿では「警察官」とは記載していません。
男性は女性用トイレに入ったことを認め、「女子トイレの中を見たかった」と説明しているとされていますが、盗撮やのぞき行為そのものは現時点で確認されていません。
減給の具体的な割合・期間、所属部署、役職・階級についても公表情報では確認できていません。
男性は9月4日に建造物侵入容疑で書類送検されていますが、起訴・不起訴などの検察処分は現時点で確認できていません。懲戒処分と刑事責任は区別して扱っています。

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