最終更新:2026年10月1日
群馬県太田市の太田記念病院で2025年11月、肺炎で入院していた館林市の男子大学生(22)について、人工呼吸器用のチューブが気管から外れた後、食道に誤って挿入されたと家族側が訴えていることが分かりました。
家族によると、大学生はその後に心停止となり、約10カ月が経過した2026年10月1日時点でも意識が戻っていません。自力で呼吸することもできない状態が続いているとされています。
病院は院内・院外で調査を継続しているとして詳細な回答を控えています。警察も病院関係者から事情を聴き、業務上過失傷害の疑いを視野に経緯を調べていると報じられています。
肺炎で入院 人工呼吸器による治療中に急変
家族によると、大学生は2025年11月、肺炎のため太田記念病院に入院し、人工呼吸器による治療を受けていました。
その治療中、人工呼吸器用のチューブが本来入っていた気管から外れたとされています。
家族側は、その後にチューブが食道へ誤って挿入されたと説明しています。
一方、病院側は現在も調査中としており、チューブの位置や再挿入時の詳しい状況について、10月1日時点で詳細な説明は公表されていません。
家族によると、その後に心停止
家族によると、大学生はチューブを巡る事態の後に急変し、心停止となったとされています。
父親には病院から、息子の心臓が止まったことを伝える連絡があったということです。
その後、大学生は治療を受けましたが、事故から約10カ月が経過した現在も意識が戻っていないとされています。
自力で呼吸できない状態も続いていると家族側は説明しています。
父親「分単位で何が起きたのか説明がない」
大学生の父親は、当時の医療行為や急変に至るまでの経過について、病院から十分な説明を受けていないと訴えています。
父親は、事故当日に「分単位で何が起きたのか」という詳しい説明がないとの趣旨で話しています。
家族側が求めているのは、チューブが外れた後に何が起き、大学生がどのような経過で心停止に至ったのかという事実関係の説明です。
ただし、病院側の調査が継続しているため、現時点では家族側の説明と病院側の正式な調査結果を分けて扱う必要があります。
太田記念病院「院内・院外で調査継続中」
太田記念病院は取材に対し、院内と院外で調査を続けているため、現段階では詳細な回答を控えるとの趣旨の説明をしています。
そのため、チューブが食道に入ったとされる経緯や、大学生が急変した原因、医療行為との因果関係について、病院としての最終的な見解は示されていません。
現段階で、特定の医療従事者の過失や責任が確定しているわけではありません。
警察も病院関係者から事情聴取
報道によると、警察は病院関係者から事情を聴いています。
業務上過失傷害の疑いを視野に調べているとされていますが、10月1日時点で逮捕や書類送検などの刑事手続が行われたとの情報は確認されていません。
また、警察が具体的にどの医療行為について過失の有無を確認しているのかなど、捜査内容の詳細も明らかになっていません。
チューブの位置と急変までの経緯を調査
今回の事案では、家族側が「人工呼吸器用チューブが食道に誤挿入された」と訴えている一方、病院側は調査を継続しています。
現時点で公表されている情報だけでは、チューブの位置に関する事実関係や、大学生が心停止に至った医学的な原因、医療行為との因果関係を確定することはできません。
病院による調査と警察による捜査が続いており、今後、事故当時の経過がどこまで明らかになるかが重要になります。
編集部まとめ
太田記念病院で肺炎治療を受けていた22歳の大学生について、人工呼吸器用チューブが食道に誤って挿入されたと家族側が訴えています。
家族によると、大学生はその後に心停止となり、約10カ月が経過した現在も意識が戻らず、自力呼吸もできない状態が続いています。
病院は院内・院外で調査中としており、警察も病院関係者から事情を聴いています。事故原因や医療従事者の責任については、現時点で確定していません。
週刊TAKAPI 編集部/松本
特記事項
本稿は2026年10月1日午後までに確認できた、太田記念病院、大学生の家族、警察への取材に基づく報道を照合して構成しています。
人工呼吸器用チューブが食道に誤挿入されたとする経緯や、その後の心停止については家族側の説明を含みます。病院は院内・院外で調査を継続しており、事故原因や医療行為との因果関係、個々の医療従事者の責任は確定していません。

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