愛知県日進市で11月3日朝、犬の散歩中に道路を横断していた69歳の女性が軽自動車にはねられ、重傷を負う事件があった。警察は同日、女性をはねた後、そのまま現場から立ち去ったとして、日進市に住むパート従業員の浅井万亀子容疑者(79)を過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
女性は右脚の股関節の骨を折る重傷。浅井容疑者が運転していた側の道路には一時停止の標識があり、警察が事故当時の状況を詳しく調べている。
犬の散歩中に道路を横断、69歳女性が重傷
警察によると、事故が起きたのは3日午前7時40分すぎ。日進市藤枝町で、犬の散歩をしていた女性(69)が道路を渡っていたところ、軽自動車にはねられた。
女性は右脚の股関節の骨を折る重傷を負った。事故発生後の情報では、命に別条はないとされている。
現場は名鉄日進駅から東に約1.1キロの場所で、生活道路が市道につながる地点。信号機や横断歩道はなく、軽自動車が進んできた側には一時停止の標識が設置されていた。
浅井容疑者は女性をはねた後、救護せずに現場から立ち去った疑いが持たれている。
防犯カメラに黄色い軽自動車 事故当日に79歳女を逮捕
事故後、警察は現場周辺の情報をもとに、走り去った車両の行方を捜していた。
周辺の防犯カメラには、黄色い軽自動車が東方向へ走り去る様子が映っていたという。
警察は目撃情報などから車両を捜索し、近くの店舗の駐車場で浅井容疑者の車を発見した。
その後の捜査で浅井容疑者が事故に関与した疑いが強まったとして、同日、過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕した。
浅井容疑者は警察の調べに対し、「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているという。
一時停止の標識がある交差点 事故原因を調査
事故現場には浅井容疑者が運転していた側に一時停止の標識があり、警察は事故当時の運転状況を調べている。
道路交通法では、一時停止の標識がある場所について、車両の運転者に所定の位置での一時停止を義務付けている。
ただし、今回の事故で浅井容疑者が実際に一時停止したかどうかは明らかになっておらず、一時停止違反が事故原因だったと断定できる段階ではない。
また、交通事故で人を負傷させた運転者には、負傷者の救護や道路上の危険防止など、必要な措置を講じる義務がある。
警察は衝突時の状況に加え、女性をはねた後に現場から立ち去った経緯についても調べている。
編集部まとめ
今回の事件では、朝の散歩中に道路を横断していた69歳の女性が、軽自動車にはねられて重傷を負った。
運転していた疑いで逮捕されたのは79歳の女で、事故現場には車両側に一時停止の標識が設置されていた。
一方、実際の一時停止の有無や衝突に至った経緯は捜査中であり、高齢運転者による事故であることだけを理由に、判断能力や身体機能の低下が原因だったと結び付けることはできない。
今後は、交差点進入時の安全確認と、事故後に救護措置を取らず現場から立ち去った経緯の解明が焦点となる。
特記事項
本記事は2026年11月3日の報道内容を基に作成した。女性の負傷部位は「右脚の股関節の骨」とする報道と「腰の骨」とする報道があり、骨折した骨の医学的な名称は確認できていない。
また、浅井容疑者の逮捕は有罪の確定を意味しない。事故当時の一時停止の有無や詳しい原因については、警察の捜査結果を待つ必要がある。
週刊TAKAPI編集部/松本
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