三重県警は17日、10代女性らにわいせつな言葉を繰り返しかけた30代男性巡査長を書類送検し、本部長訓戒としたと発表した。
県警ではこのほか、留置中の容疑者に私物などを渡した50代男性巡査部長も、同じ処分を受けている。
車内から10代女性らに繰り返し声かけ
県警監察課によると、30代の巡査長は今年4月と5月、県内の路上で、自家用車から10代女性複数人にわいせつな言葉を繰り返しかけた疑いが持たれている。
調べに対し、巡査長は、
「相手の反応を見たかった」
などと話し、容疑を認めているという。
県警は7月3日、迷惑防止条例違反の疑いで巡査長を書類送検し、本部長訓戒とした。巡査長は同日付で依願退職した。
容疑者に押収品や自費購入の老眼鏡
一方、50代の巡査部長は今年1月ごろ、留置中の容疑者に対し、警察が押収していた車内の私物を渡したほか、本と老眼鏡を自費で購入して手渡した。
巡査部長は、
「自分に目を向けさせるため機嫌を取りたかった。留置施設で使えるようにと思った」
と説明しているという。
県警は巡査部長についても7月3日付で本部長訓戒とした。監察課は、便宜供与による捜査への影響はなかったとしている。
三重県警「極めて遺憾」
今回明らかになった2つの事案は、一方が通行中の女性らへのわいせつな言動、もう一方が留置中の容疑者に対する不適切な便宜供与で、内容は異なる。
三重県警監察課の担当者は、いずれの事案も極めて遺憾だとして、被害者や県民に謝罪したうえで、規律の引き締めと再発防止に取り組むとしている。
市民の安全を守り、公正な捜査を担う警察官による相次ぐ不祥事。三重県警には、処分だけでなく、再発を防ぐための具体的な組織対応が求められる。
週刊TAKAPI編集部/一条
Q1 三重県警の30代男性巡査長は何をしたのですか
今年4月と5月、県内の路上で自家用車から10代女性複数人に対し、わいせつな言葉を繰り返しかけた疑いが持たれています。
Q2 巡査長はどのように説明していますか
巡査長は「相手の反応を見たかった」などと話し、容疑を認めているということです。
Q3 巡査長はどのような処分を受けましたか
三重県警は7月3日付で、巡査長を迷惑防止条例違反の疑いで書類送検し、本部長訓戒としました。巡査長は同日付で依願退職しています。
Q4 50代男性巡査部長の便宜供与とは何ですか
留置中の容疑者に対し、警察が押収していた車の中の私物を渡したほか、本と老眼鏡を自費で購入して手渡していました。
Q5 三重県警は今回の不祥事をどう説明していますか
三重県警監察課は、いずれの事案も極めて遺憾だとして謝罪し、規律の引き締めと再発防止に取り組むとしています。巡査部長の行為については、捜査への影響はなかったと説明しています。
三重県警で警察官2人を処分 わいせつ言動と容疑者への便宜供与
三重県警は17日、10代女性複数人にわいせつな言葉を繰り返しかけた30代男性巡査長と、留置中の容疑者に私物や購入品を渡した50代男性巡査部長を、本部長訓戒としたと発表しました。巡査長は迷惑防止条例違反の疑いで書類送検され、7月3日付で依願退職しています。巡査部長について、県警は捜査への影響はなかったと説明しています。
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