岐阜市の有料老人ホームで、入居していた男性のキャッシュカードを使って現金を不正に引き出したとして、施設長と職員の2人が再逮捕されました。
再逮捕されたのは、施設長の倉知裕子容疑者(48)と、職員の新名里美容疑者(58)です。
警察によると、2人は2025年8月から2026年2月にかけ、入居していた男性から預かっていたキャッシュカードを使い、16回にわたりあわせて約763万円を不正に引き出した疑いが持たれています。容疑は業務上横領などです。
男性は2026年2月に97歳で亡くなっています。
生前の約半年間に16回 約763万円を引き出した疑い
警察によると、今回の再逮捕容疑は、男性が存命だった2025年8月から2026年2月までの現金引き出しに関するものです。
倉知容疑者と新名容疑者は、男性から預かっていたキャッシュカードを使い、16回にわたって計約763万円を不正に引き出した疑いが持たれています。
1回あたりの引き出し額は、ほぼ毎回50万円前後だったということです。
男性は2026年2月に97歳で死亡 2人は7月にも逮捕
被害に遭ったとされる男性は2026年2月、97歳で亡くなりました。
倉知容疑者と新名容疑者は、男性が死亡した後にもキャッシュカードを使って現金を引き出したとして、7月にホームの経営者の男とともに逮捕されていました。
今回、男性が存命だった時期の引き出しについても捜査が進み、2人が再逮捕された形です。
警察は2人の認否を明らかにせず
警察は、今回の再逮捕について2人の認否を明らかにしていません。
また、引き出された現金がどのように使われたのかについても捜査を続けています。
事件の舞台となったのは岐阜市内の有料老人ホームで、警察が口座からの出金状況や事件の詳しい経緯を調べています。
生前から続いていた可能性を捜査
これまでの捜査では、男性の死亡後に口座から現金が引き出された疑いが明らかになっていました。
今回の再逮捕によって、男性が存命だった2025年8月以降にも、複数回にわたって現金が引き出されていた疑いが新たに立件されました。
警察は、施設内でキャッシュカードがどのように管理されていたのかや、現金の使途などを調べています。
編集部まとめ
岐阜市の有料老人ホームを巡る事件で、施設長と職員の2人が、入居男性の生前にもキャッシュカードを使って約763万円を不正に引き出した疑いで再逮捕されました。
今回の容疑は2025年8月から2026年2月までの16回の引き出しに関するもので、男性の死亡後の引き出しを巡る捜査に続き、新たに生前の取引についても捜査が進んだ形です。
警察は2人の認否を明らかにしておらず、現金の使途や詳しい経緯を引き続き調べています。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
この記事は、2026年8月10日に報じられた岐阜市内の有料老人ホームを巡る再逮捕について、公表されている情報を確認し、内容を整理・再構成したものです。
倉知裕子容疑者、新名里美容疑者はいずれも再逮捕された段階であり、有罪が確定したわけではありません。警察は2人の認否を明らかにしていません。
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