福岡県内で、SNSを通じて知り合った当時13歳の女子中学生に対し性交等をしたとして、宗像市に住む看護師・小野竜馬容疑者(24)が不同意性交等の疑いで逮捕されました。
警察によると、小野容疑者は2026年2月、SNSで知り合った女子中学生を自身の車で迎えに行き、北九州市八幡西区のホテルで性交等をした疑いが持たれています。
女子中学生は当時13歳。小野容疑者は警察の調べに対し、「年齢については知りませんでした」と話し、容疑を否認しているということです。
13歳と24歳、年齢差は11歳
今回の事件で重要なのは、被害に遭ったとされる女子中学生が当時13歳で、小野容疑者が24歳だった点です。
現行刑法では、13歳以上16歳未満の者に対する性交等について、相手が5歳以上年長である場合、暴行や脅迫などの有無とは別に不同意性交等罪の対象となり得ます。法務省も、13歳以上16歳未満の場合は、行為者が5歳以上年長であることがこの年齢規定による処罰の要件になると説明しています。
今回の年齢差は11歳で、この「5歳以上年長」という基準を大きく上回ります。
したがって、単に「本人が同意していたかどうか」だけが問題になる事件ではありません。
「年齢を知らなかった」という否認が捜査の焦点に
一方、小野容疑者は「年齢については知りませんでした」と否認しています。
ここが今回の捜査で重要なポイントになります。
警察は、小野容疑者が女子中学生を16歳未満だと認識していたとみて逮捕していますが、本人はその認識自体を争っている形です。
そのため、SNS上で年齢についてどのようなやり取りがあったのか、プロフィールに年齢や学年が記載されていたのか、実際に会うまでの会話で学校生活などについて話していたのかなど、年齢認識を裏付ける客観的な証拠が今後重要になります。
現段階では、こうしたSNSの具体的な内容は公表されていません。
母親がSNSのやり取りに気付き警察へ相談
事件が発覚したきっかけは、女子中学生の母親でした。
母親がSNS上のやり取りを不審に思い、警察に相談。その後の捜査で、小野容疑者が女子中学生を車で迎えに行き、北九州市八幡西区のホテルへ向かった疑いが浮上したとされています。
女子中学生の氏名や学校名など、個人を特定できる情報は公表されていません。
2023年改正で「性交同意年齢」は16歳未満へ
刑法の性犯罪規定は2023年7月に大きく改正されました。
改正前は、13歳未満の者に対する性交等について、暴行や脅迫がなくても処罰対象とする規定がありましたが、改正後は基準が16歳未満に引き上げられました。13歳以上16歳未満の場合には、行為者が5歳以上年長であることが年齢規定による処罰の条件となっています。
これは、年齢が近い中高生同士などまで一律に処罰することを避けながら、年齢や経験の差が大きい関係で若年者が性的行為に巻き込まれることを防ぐための仕組みです。
今回の13歳と24歳という組み合わせは、この改正規定が直接問題となる年齢関係です。
編集部まとめ
今回の事件で最大の争点になり得るのは、「13歳の女子中学生が同意していたか」という一点ではありません。
現行刑法では、13歳以上16歳未満の者と5歳以上年長の者との性交等について、年齢差そのものが重要な構成要件になります。今回の年齢差は11歳です。
一方、小野容疑者は「年齢を知らなかった」と否認しています。
そのため今後は、SNS上の会話やプロフィール、実際に会うまでのやり取りなどから、小野容疑者が女子中学生の年齢をどこまで認識していたのかが捜査上の重要なポイントとなります。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
本記事は2026年8月15日時点で公表されている警察発表と、現行刑法および法務省が公表している性犯罪規定の解説を基に構成しています。刑法上、13歳以上16歳未満の者については、行為者が5歳以上年長の場合、不同意性交等罪の年齢規定の対象となり得ます。
被害に遭ったとされる女子中学生のプライバシー保護のため、個人を特定できる情報は掲載していません。小野容疑者は逮捕段階であり、有罪が確定したものではありません。本人は年齢認識について否認しています
情報提供募集
各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認のうえ、取材・報道の参考とさせていただきます。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。