【愛知・豊橋】有楽製菓が市に1億円寄附 企業版ふるさと納税で過去最高額、アリーナ整備を支援

愛知県豊橋市への1億円寄附を受けた感謝状贈呈式で、有楽製菓の関係者と豊橋市関係者が目録と感謝状を手に並ぶ様子

「ブラックサンダー」で知られる有楽製菓が、企業版ふるさと納税を活用して愛知県豊橋市へ1億円を寄附しました。市によると、企業版ふるさと納税による同市への寄附としては過去最高額です。

寄附金は、多目的屋内施設と豊橋公園東側エリアの整備・運営事業に活用されます。

1億円は過去最高額 豊橋工場で感謝状贈呈式

感謝状贈呈式は8月21日、有楽製菓の豊橋夢工場内にある見学施設「ブラックサンダー ワクザクファクトリー」で行われ、河合辰信代表取締役社長と長坂尚登市長が出席しました。

市によると、企業版ふるさと納税による企業寄附は延べ21社、総額1億2232万円となっており、このうち有楽製菓による今回の1億円が過去最高額です。

寄附金は、豊橋公園で進められている多目的屋内施設と東側エリアの整備・運営事業に充てられます。

河合社長「一大プロジェクトとしてサポート」

河合社長は今回の寄附について、長年支えてきた豊橋・東三河への恩返しの一つと位置付けています。

2029年の完成を予定するアリーナについて、豊橋にとっての「一大プロジェクト」として支援する考えを示しました。

スポーツやイベントは地域に活気を生み出す重要な要素であり、新たな施設がその核になるとの考えから寄附を決めたとしています。

長坂市長「三遠ネオフェニックスを応援する人も集う場所に」

長坂市長は1億円の寄附に謝意を示し、大切に活用する考えを表明しました。

整備する施設について、市民同士の交流だけでなく、スポーツをする人や応援する人が集まる拠点とする方針を示しています。

豊橋をホームタウンとするプロバスケットボールクラブ「三遠ネオフェニックス」を応援する人たちが集う場所としても機能させたいとしています。

豊橋工場は1979年から ブラックサンダーを約30年製造

有楽製菓の本社は東京都小平市にありますが、豊橋は長年にわたる主要生産拠点です。

豊橋工場は1979年に竣工。1994年から主力商品のブラックサンダーを製造し、現在は同社最大の生産拠点となっています。

ブラックサンダーは豊橋で約30年にわたり製造され、2025年5月には「豊橋観光アンバサダー」の「とよはしアンバサダー」に就任しました。

路面電車のラッピングや地域との商品企画など、工場立地にとどまらない関係も続いています。

前年度は「ここにこ」へ2000万円 2年度で1億2000万円

有楽製菓は前年度の2025年度にも、企業版ふるさと納税を通じて豊橋市へ2000万円を寄附しています。

寄附先は、こども未来館「ここにこ」の改修事業でした。

今回の1億円と合わせると、確認できる企業版ふるさと納税による寄附は2年度で計1億2000万円となります。

前年度は子育て施設、今回はスポーツやイベントの拠点となる大型施設への支援となりました。

編集部まとめ

豊橋に最大の生産拠点を置き、ブラックサンダーを約30年製造してきた有楽製菓。今回の1億円は企業版ふるさと納税による豊橋市への寄附として過去最高額となり、2029年完成予定のアリーナ整備を後押しします。

週刊TAKAPI 編集部/成田

特記事項

この記事は2026年9月6日時点で確認できる豊橋市の公表情報を中心に構成しています。

企業版ふるさと納税の件数・総額については、豊橋市の公表値「延べ21社・総額1億2232万円」を採用しています。

一部の公開情報には「アリーナ事業への寄附は22社・計1億2202万円」とする別集計もありますが、対象範囲や集計方法が異なる可能性があるため、本記事では両数字を混在させていません。

Q有楽製菓は豊橋市にいくら寄附したのですか?
A企業版ふるさと納税を通じて1億円を寄附しました。豊橋市によると、同制度を利用した市への企業寄附として過去最高額です。
Q1億円は何に使われるのですか?
A豊橋公園で計画されている多目的屋内施設と東側エリアの整備・運営事業に活用されます。新アリーナは2029年の完成が予定されています。
Q有楽製菓と豊橋市にはどのような関係がありますか?
A有楽製菓は1979年から豊橋に工場を置き、1994年から主力商品「ブラックサンダー」を製造しています。現在、豊橋工場は同社最大の生産拠点です。
Q有楽製菓は以前にも豊橋市へ寄附していますか?
A2025年度にも企業版ふるさと納税を通じて2000万円を寄附し、こども未来館「ここにこ」の改修事業を支援しています。今回と合わせ、確認できる2年度分は計1億2000万円です。
Q豊橋市は新アリーナをどのように活用する方針ですか?
A市民交流やスポーツ、イベントの拠点として活用する方針です。三遠ネオフェニックスを応援する人たちが集まる場所としての役割も想定されています。

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