大阪府立高校の女子バスケットボール部で、顧問の女性教師(42)が生徒の頭を叩くなどの体罰や不適切な言動を繰り返し、減給6カ月の懲戒処分を受けた問題で、体罰などが2025年5月ごろから11月ごろまで続いていたことが分かった。
女性教師は部員の頭を平手で叩くだけでなく、頭を押さえつける行為もしていた。被害を訴えた部員は6人で、このうち3人が退部。公開報道では残る3人はすでに引退したとされる。
問題は2025年10月、生徒の申告で発覚したが、処分が公表されたのは2026年9月24日で、発覚から約1年を要した。女性教師は現在も同じ高校に勤務し、女子バスケットボール部の顧問を続けている。
2025年5月から11月 頭を叩く、押さえつける行為
大阪府教育委員会の発表によると、女性教師は2025年5月ごろから11月ごろにかけ、顧問を務める部活動の指導中、部員の頭を叩いたり、押さえつけたりする行為を行った。
府教委は、不適切な言動もあったとして、2026年9月24日付で女性教師を減給6カ月の懲戒処分とした。
公開報道では、フォーメーションの指示と異なる動きをした際などに頭を叩く行為が日常的にあり、生徒に対して、
「お前ら嫌いやねん」
などと発言していたとされる。
被害訴えた6人 3人が退部
体罰や不適切な言動について被害を訴えた部員は6人だった。
このうち3人が、「部活動の指導が厳しくてしんどい」という趣旨の訴えをし、退部したという。
公開報道では、残る3人はすでに部活動を引退しているとされている。
府教委によると、生徒にけがはなく、この問題を理由に不登校となった生徒も確認されていない。
生徒の申告で発覚 処分公表まで約1年
問題が学校側に把握されたのは2025年10月だった。
部員の1人が担任教師に相談したことで発覚し、その後、事実関係の確認が進められた。
懲戒処分が公表されたのは2026年9月24日。発覚から約1年後となった。
公開報道では、府教委は事実関係の確認に時間を要したとしている。
大阪府が公表した正式な処分資料では、2025年5月ごろから11月ごろまでの体罰や不適切な言動と、減給6カ月の処分が明記されている。
減給6カ月 現在も同じ高校で顧問
女性教師は府教委の聞き取りに対し、体罰や不適切な言動を認めている。
「技術力の向上のために頑張ってもらう必要があるという思いが強かった」という趣旨の説明をし、生徒や保護者を傷つけ、信頼を失ったことを反省しているとしている。
一方、女性教師は現在も同じ府立高校に勤務し、女子バスケットボール部の顧問を続けている。
今回確認できた情報では、減給6カ月の懲戒処分後に顧問の変更など新たな対応が決まったとの発表は確認されていない。
編集部まとめ
今回新たに確認されたのは、体罰などが2025年5月ごろから11月ごろまで続き、頭を叩くだけでなく押さえつける行為もあったことだ。
被害を訴えた6人のうち3人は退部。問題は2025年10月に発覚したものの、処分公表は約1年後となった。
女性教師は減給6カ月の懲戒処分を受けた一方、現在も同じ高校で女子バスケットボール部の顧問を続けている。
週刊TAKAPI 編集部
特記事項
この記事は、大阪府教育委員会が2026年9月24日に公表した懲戒処分資料と、その後確認された公開報道をもとに、既報から追加で判明した内容を整理した続報です。
学校名、女性教師の氏名、生徒を特定できる情報は公表されていません。
「発覚から約1年」は、2025年10月の生徒からの申告から2026年9月24日の処分公表までを指します。

[…] は、同じ府立高校に勤務し、女子バスケットボール部の顧問を続けています。 【続報・大阪】「お前ら嫌いやねん」女子バスケ部で体罰 3人退部、発覚から約1年 42歳教師は今も顧問 […]