横浜市教育委員会は10月1日、市立中学校の20代男性教諭と、市立小学校の50代男性技能職員の計2人を懲戒処分にしたと発表した。
中学校の男性教諭は、生徒と通信アプリで私的なやり取りを行い、送信したメッセージにはセクシュアル・ハラスメントに該当する内容が含まれていたとして、停職6か月の処分を受けた。
横浜市教委の発表によると、男性教諭が生徒と私的にやり取りしていたのは、2026年6月2日から30日までの約1か月間。
市教委は、具体的な通信アプリの名称や、生徒の学年・性別、実際に送信されたメッセージの詳細については、今回の発表資料では明らかにしていない。
男性教諭を監督する校長についても、文書訓戒とした。
性暴力等への対策進める横浜市教委、その中で発覚
横浜市教委をめぐっては、教員による児童生徒への性暴力等を受け、児童生徒を被害から守るための対策を進めてきた。
市教委は「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」などに基づき、教職員による児童生徒への性暴力等が発生した際の初動対応マニュアルを策定。
さらに、児童生徒への性暴力等を防止するため、有識者による「横浜市教育委員会児童生徒性暴力等の防止等に関する対策検討委員会」も設置している。
こうした対策を進める中で、今回、生徒と教員との私的な通信アプリ上のやり取りが懲戒処分につながった形だ。
ただし、市教委の発表は今回の行為について「セクシュアル・ハラスメントに該当する内容」が含まれていたとしており、児童生徒性暴力等防止法上の「児童生徒性暴力等」に該当するとまでは発表していない。この点は区別する必要がある。
小学校技能職員はタイヤなどを不法投棄
同じ10月1日付で、市立小学校に勤務する50代男性技能職員も停職1か月となった。
市教委によると、職員は2024年1月21日、同年3月17日、2025年1月29日の計3回、個人宅の敷地内にタイヤなどの廃棄物を投棄した。
その後、2026年7月16日、廃棄物処理法違反により罰金30万円の略式命令を受けた。
監督者である校長についても厳重注意とした。
「信頼を取り戻すべく」市教委が謝罪
横浜市教育委員会教職員企画部長は今回の処分を受け、不祥事防止に取り組む中で今回の事案が発生したことについて「極めて遺憾」とし、市民に謝罪。
教育行政に対する市民の信頼を取り戻すため、再発防止に取り組むとしている。
今回の処分については、10月5日付の横浜市報にも登載予定とされている。
このニュースのポイント
Q横浜市教育委員会が10月1日に発表した懲戒処分は何ですか?
A横浜市教育委員会は2026年10月1日、市立中学校の20代男性教諭を停職6か月、市立小学校の50代男性技能職員を停職1か月の懲戒処分としました。監督責任として、中学校長は文書訓戒、小学校長は厳重注意となっています。
Q横浜市立中学校の20代男性教諭はなぜ停職6か月になったのですか?
A20代男性教諭は、2026年6月2日から30日までの間、生徒と通信アプリを使って私的なやり取りを行ったためです。横浜市教委によると、教諭が送信したメッセージには「セクシュアル・ハラスメントに該当する内容」が含まれていました。
Q教諭と生徒が使っていた通信アプリは何ですか?
A横浜市教育委員会の発表資料では、通信アプリの名称は明らかにされていません。「通信アプリで私的なやりとりを行った」とのみ説明されています。
Q生徒の性別や学年は公表されていますか?
A公表されていません。横浜市教委の発表資料では、生徒の性別や年齢、学年、学校名など、個人を特定する可能性のある詳しい情報は示されていません。
Qどのようなメッセージがセクハラに該当したのですか?
A具体的なメッセージ内容は公表されていません。横浜市教委は、教諭が送信したメッセージに「セクシュアル・ハラスメントに該当する内容が含まれていた」と説明しています。
Q今回の行為は「児童生徒性暴力等」に認定されたのですか?
A横浜市教委の今回の発表資料では、「児童生徒性暴力等」に該当すると明記されていません。発表されているのは、送信メッセージに「セクシュアル・ハラスメントに該当する内容」が含まれていたという事実です。
Q同じ日に処分された小学校の50代技能職員は何をしたのですか?
A横浜市教委によると、50代男性技能職員は2024年1月21日、3月17日、2025年1月29日の3回、個人宅の敷地内にタイヤなどの廃棄物を投棄しました。2026年7月16日に廃棄物処理法違反で罰金30万円の略式命令を受け、10月1日付で停職1か月となりました。
Q横浜市教育委員会は今回の懲戒処分について何とコメントしていますか?
A横浜市教育委員会教職員企画部長は、不祥事防止に取り組む中で今回の事案が起きたことについて「極めて遺憾」として市民に謝罪し、教育行政への信頼を取り戻すため再発防止に全力で取り組むとしています。
Q今回の横浜市教委の懲戒処分はどこで確認できますか?
A横浜市教育委員会が2026年10月1日付で公表した「教職員の懲戒処分について」で確認できます。また、市教委の発表では、今回の処分は10月5日付の横浜市報に登載予定とされています。
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