愛媛県西条市で10月17日夕方、伝統行事「西条まつり」に参加していた難波江明広副市長(62)が、重さ約3トンの太鼓台の下敷きになり死亡した。
事故は太鼓台11台が集まる「かきくらべ」の最中に発生。難波江副市長は担ぎ手として参加しており、演技中に太鼓台が落下したとみられている。
難波江副市長は今年7月に就任したばかりだった。
太鼓台を持ち上げる演技中に事故 約1時間後に死亡確認
警察によると、事故が起きたのは17日午後5時45分から50分ごろ。現場は西条市下島山甲にある飯積神社近くの河川敷だった。
当時、11台の太鼓台が集まり、担ぎ手が一斉に太鼓台を高く持ち上げたり、揺らしたりする「かきくらべ」が行われていた。
18日の報道では、現場にいた目撃者が、太鼓台を上に投げる演技を繰り返していた際に落下したと説明している。
難波江副市長は下敷きになり、意識不明の状態で病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。ほかにけが人はいなかったという。
警察は太鼓台が落下した状況や事故原因を調べている。
高さ約5メートル超、重さ2〜3トンの太鼓台
事故に関係した太鼓台は高さ約5.3〜5.5メートル、重さ約2〜3トンと報じられている。
西条市の公式案内によると、西条まつりは江戸時代から続く伝統行事で、市内4神社の例祭の総称。事故が起きた飯積神社の祭礼は10月16日と17日に行われていた。
飯積神社祭礼では11台の太鼓台が奉納され、複数の太鼓台を担ぎ上げる「かきくらべ」が見せ場となっている。
今回の事故は祭礼最終日の夕方に発生した。
7月に副市長就任 市長が哀悼のコメント
難波江副市長は西条市の環境部長などを経て、2026年7月に副市長へ就任した。
越智三義市長は突然の死を受け、大切な同志を失い、いまだに信じられないという趣旨のコメントを発表。哀悼の意を示した。
事故当時、難波江副市長は「かき夫」と呼ばれる担ぎ手として祭りに参加していた。
18日時点の報道では、太鼓台の落下に至った具体的な原因や、安全管理上の過失の有無は明らかになっていない。
編集部まとめ
西条まつりの最終盤、重さ約3トンの太鼓台が落下したとみられる事故で、62歳の難波江明広副市長が死亡した。
現場では11台による「かきくらべ」が行われ、難波江副市長も担ぎ手として参加していた。
目撃証言から演技中に太鼓台が落下した状況が伝えられているが、詳しい原因は警察が調べている。
週刊TAKAPI 編集部/松本
特記事項
本記事は2026年10月18日までに確認された事故情報と、西条市が公表している祭礼関連資料に基づいて構成した。
事故の発生時刻と太鼓台の高さ・重量には情報の幅があるため、概数で記載している。太鼓台が落下した詳しい原因や、安全管理上の過失については確認されておらず、断定していない。
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