豊川市で男子中学生に「1000円あげるからついてきて」 夜8時の路上で男が声かけ、豊川署が注意情報

愛知県豊川市大崎町で男子中学生が「1000円あげるからついてきて」と男から声をかけられた不審者事案を伝える週刊TAKAPIの東三河地域ニュース用アイキャッチ

愛知県豊川市大崎町の路上で11月3日夜、男子中学生が見知らぬ男から「1000円あげるからついてきて」と声をかけられる事案があった。豊川警察署は翌4日、防犯情報メール「パトネットあいち」で不審者情報を配信した。

男は50~60歳くらいで、身長約170センチ。全身黒色の服装だったという。

現金を渡すことを持ちかけ、未成年者に同行を求めた今回の事案。男がどのような目的で声をかけたのかは明らかになっていない。警察の配信情報にも、男子中学生が実際に同行したかどうかなど、その後の詳しい状況は記載されていない。

11月3日午後8時ごろ、大崎町の路上で発生

豊川警察署が配信した情報によると、事案が発生したのは11月3日午後8時ごろ。場所は豊川市大崎町地内の路上だった。

男は男子中学生に対し、「1000円あげるからついてきて」と声をかけたという。

警察が公表した男の特徴は次のとおり。

  • 年齢:50~60歳くらい
  • 身長:約170センチ
  • 服装:全身黒色
  • 人数:男1人

具体的な発生地点や男の移動手段などは公表されていない。

また、男子中学生がどこへ向かっていたのか、声かけの後に男がどのような行動を取ったのかについても、配信文面からは確認できない。

現金1000円を提示 男の目的は明らかにならず

今回の声かけで特徴的なのは、男が「1000円」という具体的な金額を示し、男子中学生に同行を求めたことだ。

子どもに金銭や物品を渡すと持ちかけ、関心を引こうとする行為は、防犯上注意すべき場面の一つとされている。

ただし、今回の事案について、男に連れ去りの意思があったかどうかは確認されていない。

豊川警察署の配信文面は、声かけの内容と男の特徴を伝えるもので、身体への接触や強制的な連行などについては記載していない。

そのため、現段階で誘拐未遂や連れ去り未遂などの犯罪が成立したと判断することはできない。

一方、夜間の路上で見知らぬ大人が男子中学生に現金を持ちかけ、同行を求めたという情報は、地域の子どもや保護者が共有しておく必要がある。

愛知県警への子どもに関する不審者情報、2025年は2237件

愛知県警察が公表している資料によると、2025年に県警へ寄せられた16歳未満の子どもに対する声かけやつきまといなどの情報は2237件だった。

この数字は、警察に寄せられた情報の件数であり、実際に発生した犯罪の件数ではない。寄せられた情報がすべて犯罪に該当するわけでもない。

県警は、声かけやつきまといなど、犯罪被害につながるおそれのある事案について、早期の把握と注意喚起に取り組んでいる。

今回の豊川市の事案も、不審者情報として地域に配信されたものだ。

警察が把握した情報を住民が確認できる仕組みは、子どもの安全を確保するうえで重要な役割を担っている。

豊川市は不審者情報を公開 「こども110番の家」も活用

豊川市は公式ホームページで、不審者情報の確認方法を案内している。

愛知県警察の「安心・安全マップ」では、不審者情報が寄せられた地域や、その概要を地図上で確認できる。

また、県警公式アプリ「アイチポリス」では、不審者情報や犯罪発生情報を受信できるほか、地図を使って発生場所を確認する機能も提供されている。

市内では、地域の協力によって子どもの緊急避難先となる「こども110番の家」の取り組みも行われている。

協力する住宅や店舗には目印が掲示され、子どもが危険を感じたときに助けを求められるようになっている。

今回の事案を機に、家庭でも帰宅経路や緊急時に助けを求められる場所を確認しておくことが大切だ。

知らない人についていかない 家庭で確認したい防犯行動

愛知県警察は、子どもを犯罪から守るため、知らない人についていかないことや、危険を感じた際には助けを求めることなどを呼びかけている。

今回のように金銭を提示された場合も、相手の誘いに応じず、安全な場所へ移動することが基本となる。

特に夜間は周囲の状況を確認しにくくなるため、家庭では帰宅時間や帰宅経路について話し合い、困ったときに立ち寄れる場所を共有しておきたい。

また、子どもが不審な声かけを受けた場合には、本人の説明を落ち着いて聞き、必要に応じて警察に相談することも重要だ。

不審な人物を見かけたとしても、個人で追跡したり、身元を特定しようとしたりすることは避ける必要がある。

不審者情報は豊川警察署へ 緊急時は110番

豊川市は、不審者に関する情報がある場合、豊川警察署への連絡を案内している。

豊川警察署の電話番号は0533-89-0110。

今回の事案について情報を持っている場合や、身近な地域で不審な声かけを受けた場合は、同署に相談できる。

現在進行中の危険や緊急の被害が発生している場合は、110番通報が必要となる。

11月4日に確認できた警察の配信文面には、男の身元特定やその後の対応についての記載はない。

編集部まとめ

豊川市大崎町で11月3日夜、男子中学生が男から現金1000円を渡すことを持ちかけられ、同行を求められた。

豊川警察署は翌4日に不審者情報を配信し、男の年齢や服装などを公表した。

男の目的や声かけ後の経緯は明らかになっておらず、犯罪が成立したと断定できる状況ではない。

一方、夜間に子どもが見知らぬ人物から同行を求められる事案は、地域の防犯を考えるうえで注意が必要だ。

家庭や学校、地域で情報を共有するとともに、緊急時の避難先や警察への連絡方法を確認しておきたい。

特記事項

本記事は2026年11月4日に公開された豊川警察署の「パトネットあいち」配信文面、愛知県警察の不審者情報に関する公式資料、豊川市の防犯情報を照合して作成した。

発生日時、発生場所、男の発言、年齢、身長、服装については警察配信文面と一致している。

2025年の2237件という数値は、16歳未満の子どもへの声かけ・つきまといなどについて警察に寄せられた情報の件数であり、犯罪認知件数ではない。

男子中学生のその後の行動、身体接触の有無、男の目的、身元特定状況については、確認した配信文面に記載がない。豊川警察署への直接照会は実施していない。

Q豊川市の声かけ事案はいつ、どこで発生したのか?
A2026年11月3日午後8時ごろ、愛知県豊川市大崎町地内の路上で発生した。
Q男は男子中学生に何と言ったのか?
A豊川警察署によると、「1000円あげるからついてきて」と声をかけた。
Q男の特徴は?
A50~60歳くらい、身長約170センチで、全身黒色の服装だったという。
Q男子中学生は連れ去られたのか?
A警察の配信文面には、同行の有無やその後の詳しい状況は記載されていない。連れ去りが発生したと断定することはできない。
Q不審者に関する情報はどこに連絡すればよいのか?
A豊川警察署(0533-89-0110)に連絡できる。緊急の場合は110番通報が必要となる。

週刊TAKAPI編集部/黒木

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