ガストの厨房内とされる場所で、従業員とみられる人物がスマートフォンを使用し、BeRealに投稿したとされる画像がX上で拡散している。食品を扱う現場での私物スマホ使用に対し、衛生管理や店内ルールの徹底を疑問視する声が相次いでいる。
Xでは、厳しい指摘が広がっている。
「厨房でスマホを触る時点で衛生面が不安」
「客は安心して食事をしたいだけ」
「マクドナルドの件に続いて、またBeRealか」
「厨房内の写真が外に出ること自体が問題」
「食材や調理器具の近くで私物スマホはありえない」
「投稿者だけでなく、店側の管理も問われる話だ」
投稿されたとされる画像には、厨房内とみられる場所の様子が写っている。撮影者が勤務中だったのか、休憩中だったのか、店舗側がどこまで把握していたのかは、現時点では確認されていない。ただ、食品を扱う場所で私物スマホを操作し、撮影した可能性がある点に、利用者から不安が出ている。

BeRealは、その時点の様子を投稿する仕組みが特徴のSNSだ。日常の一瞬を共有する気軽さが支持される一方、職場、学校、医療現場、飲食店の厨房など、撮影してはいけない場所での投稿が問題になりやすい。
飲食店の厨房は、衛生管理が最も重視される場所の一つだ。食材、調理器具、作業台、制服、手指の衛生など、細かな管理の積み重ねで顧客の安全は守られている。そこに私物スマホが持ち込まれれば、利用者が不安を覚えるのは当然だ。
直近では、マクドナルドの店舗でもBeReal投稿をめぐる画像が拡散し、厨房や事務所内の撮影、衛生管理、内部情報の扱いが問題視された。今回のガストとされる事例も、単発の投稿ではなく、飲食チェーン全体に共通する現場管理の課題として受け止める必要がある。
問われているのは、従業員個人の軽率な投稿だけではない。業務中のスマホ使用をどこまで制限しているのか。厨房内での撮影禁止をどの程度徹底しているのか。投稿前に「外に出してよい情報か」を判断できる教育が行われているのか。企業側の管理体制そのものが問われている。
顧客が飲食店に求めるのは、清潔な厨房で安全な食事が提供されるという基本的な安心である。厨房内でのスマホ使用やSNS投稿は、その安心を損なう行為として受け止められる。
運営側には、投稿の事実関係の確認、該当店舗の把握、業務中のスマホ管理、厨房内撮影禁止の再徹底が求められる。従業員へのSNS教育も、一度の注意喚起で終わらせず、採用時、研修時、勤務開始後に継続して行う必要がある。
今回のガストとされるBeReal投稿は、飲食店の厨房がSNSに映り込むリスクを改めて示した。外食チェーンにとって、衛生管理とSNS管理は別々の問題ではない。顧客の信頼を守るため、現場でスマートフォンをどう扱うのか。各社の対応が問われている。
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