「たくさんあってどれか分からない」高級ロードバイク窃盗か 無職の男3人逮捕 警視庁

東京都文京区で起きた高級ロードバイク窃盗事件を示す報道用イメージ

警視庁は15日、東京都文京区のマンション駐輪場から、時価約60万円のドイツ製高級ロードバイクを盗んだとして、無職の男3人を窃盗容疑で逮捕した。

逮捕されたのは、初鹿野勇二容疑者(50)、柳元和文容疑者(47)、吉田典男容疑者(49)。3人は2025年10月17日午前4時ごろ、文京区内のマンション駐輪場で、20代男性のロードバイク1台を盗んだ疑いがある。

警視庁によると、犯行は約4分間で行われたとみられる。容疑者らは「番線カッター」と呼ばれる特殊工具を使い、駐輪場に止められていたロードバイクのチェーン錠を切断。短時間で持ち去ったとされる。

捜査関係者によると、初鹿野容疑者が指示役を担い、柳元容疑者と吉田容疑者が実行役としてチェーン錠の切断や運び出しに関わったとみられる。盗まれたロードバイクは、その後、買い取り業者に持ち込まれ、換金されていた疑いがある。

取り調べに対し、初鹿野容疑者は容疑を否認している。一方、吉田容疑者は「自転車を盗んだことがたくさんあり、どれか分からない」という趣旨の供述をしているという。

警視庁は、防犯カメラの捜査などから、3人が東京都内を中心に50件以上の自転車窃盗に関与した疑いがあるとみて調べている。盗まれた自転車の換金先となった買い取り業者や、転売ルートの実態についても確認を進めている。

高級ロードバイクは中古市場でも需要があり、部品単位でも換金されやすい。今回の事件は、マンション駐輪場に止められた高額自転車が短時間で持ち去られる手口として、駐輪場の防犯対策や施錠方法の見直しを促す事案となりそうだ。

編集部まとめ

警視庁は、東京都文京区のマンション駐輪場から高級ロードバイクを盗んだとして、無職の男3人を逮捕した。犯行は約4分間で、特殊工具でチェーン錠を切断する手口だったとみられる。初鹿野勇二容疑者は容疑を否認し、吉田典男容疑者は「自転車を盗んだことがたくさんあり、どれか分からない」という趣旨の供述をしている。警視庁は50件以上の余罪があるとみて捜査している。

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