【釧路】未就学女児を約11時間放置か 母親と交際相手を逮捕 「お腹がすいた」とコンビニへ…保護責任者遺棄容疑で捜査

北海道釧路市で、未就学の女児を深夜から朝にかけて約11時間半にわたり自宅に放置したとして、母親と交際相手の男が逮捕された。

女児は翌朝、自ら近くのコンビニエンスストアを訪れ、「お腹がすいた」と訴えたことで発覚。大きなけがや体調不良はなかったものの、警察は保護責任者遺棄の疑いで捜査を進めている。

未就学女児を置き去りにして外出か

北海道・釧路警察署は2026年6月7日、保護責任者遺棄の疑いで、釧路市内に住む自称・彫り師の女(25)と交際相手の会社員の男(27)を逮捕した。

警察によると、2人は6月6日午後10時ごろから翌7日午前まで、男の自宅に未就学の娘を置き去りにした疑いが持たれている。

調べに対し、2人は

「子どもを置いて一緒に飲みに出かけた」

などと話し、容疑を認めているという。

「お腹がすいた」コンビニ店員が異変察知

事件が発覚したのは7日午前9時半ごろ。

近隣のコンビニエンスストアに女児が1人で来店し、

「お腹がすいた」

と話したことから、店員が異変を察知。

警察に

「女の子が1人で来店している」

と通報した。

一方で、ほぼ同じ時間帯に母親からも

「子どもがいなくなった」

との通報が寄せられていたという。

その後の捜査で、女児が長時間にわたり自宅で放置されていた疑いが浮上した。

約11時間半ひとりで過ごした女児

警察によると、女児は約11時間半にわたり大人の保護がない状態で過ごしていたとみられる。

幸いにも大きなけがや体調不良は確認されていない。

しかし、未就学児が夜間から朝まで一人で過ごすことは極めて危険であり、

  • 火災
  • 転倒事故
  • 誤飲
  • 不審者被害
  • 熱中症や低体温

など、重大事故につながる可能性もあった。

児童虐待に該当する可能性も

児童虐待防止法では、保護者が子どもの養育を著しく怠る「ネグレクト(育児放棄)」も虐待の一種とされている。

今回のケースでは、未就学児を長時間放置した疑いがあり、警察は虐待の有無についても慎重に調べている。

子どもの安全を守る責任とは

近年、全国では保護者によるネグレクトや育児放棄が問題となっている。

子どもは大人のように危険を判断できず、自ら助けを求めることも難しい。

今回の女児は自らコンビニへ向かい助けを求めたことで保護につながったが、一歩間違えれば重大な事故や事件に発展していた可能性もある。

警察は当時の詳しい状況や日常的な養育環境について調べを進めている。


Q.釧路で何があった?

北海道釧路市で未就学の女児を約11時間半放置したとして、母親と交際相手の男が保護責任者遺棄の疑いで逮捕された。

Q. なぜ事件が発覚した?

女児が1人でコンビニを訪れ、「お腹がすいた」と訴えたため、店員が警察へ通報した。

Q. 女児にけがはあった?

けがや体調不良は確認されていない。

Q. ネグレクトとは?

食事や安全確保など保護者として必要な養育を怠る行為で、児童虐待の一種とされる。

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